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行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ミヤマアカネ、アキアカネ

2022-12-01 20:00:48 | 昆虫
10月20日、
この日の散歩は上谷戸の小さな流れへ。
期待どおり成熟したミヤマアカネがいました。


10月も後半になると、20度以下になる日も多くなり、
アゲハチョウなど、蝶の姿はめっきり見られなくなりました。
ただアカトンボはすっかり成熟し、水辺に姿を現します。


この日は秋晴れ、日射しはまだ強く、
日中は暖かさを覚えます。
その太陽を全身に浴びるようにミヤマアカネ♂が水辺の草の葉にとまっていました。


日当たりの岩の上にもとまっていました。
しかし、近づくと勢いよく飛び、逃げます。
まだまだ、元気です。


翅の中ほどに太い褐色の帯を持つのが特徴のミヤマアカネ、
オスは成熟すると翅の縁紋を含め全身が赤く染まります。
アカトンボの中ではもっとも美しいともいわれています。


メスは成熟しても、
羽化時より少し褐色が濃くなりますが、淡褐色のままです。
翅の縁紋も白色のままです。


水辺の草の葉に別のアカトンボを写しました。
この時期もっとも数の多いアキアカネの
腹部上面が赤くなるタイプのメスです。


遊歩道と水路の間の石杭の上、
木漏れ日のスポットライトに照らされてアカトンボがいました。
腹部上面が赤くならずに濃い褐色になるタイプのアキアカネのメスです。
アキアカネのメスには二つのタイプがあります。


やはり石杭にアキアカネのオス、
成熟しても胸部や頭部は赤くなりませんが、腹部が赤くなります。
6月に羽化、夏の暑い間は高原など高地の涼しい場所で避暑、
9月下旬から10月、再び平地に戻ってきます。
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