行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

10月31日のオオアオイトトンボ

2022-12-17 20:00:18 | 昆虫
木々が紅葉・黄葉し、
アゲハチョウやアカトンボの姿がすっかり見られなくなった10月の最終日、
日当たりの岩の上にオオアオイトンボを写しました。


10月31日は気持ちよい秋晴れ、
12月中旬の今に思えば、日中の日射しはまだ強く、暖かい日でした。


散歩途中の小さな池、
池横の岩の上に暖をとるようにアオイトトンボがとまっていました。
イトトンボの中では大きいとは言え、
されどイトトンボ、細く小さいことに変わりありません。
レンズを望遠マクロに換え、そっと近づいて見ました。


マクロレンズでできるだけ大きくと、近づきすぎると、
さすがに逃げるのですが、すぐまた近くの岩にとまってくれます。
逃げられない適当な距離を測って一枚。
オオアオイトトンボの下には、
赤褐色の落葉が日に照らされていました。
早いもので10月も今日で終わり、明日から11月です。


ちょうどよい所にいたので、
普段はなかなか撮れないアオイトトンボの正面顔を。
眼が大きい、顔のほとんどが複眼です。


こちらは10月15日に写したもの、
オオアオイトトンボは水面におおいかぶさった木の樹皮に産卵する習性があり、
普通は池が近くにある林床やうすぐらい草藪によく見られます。


アオイトトンボ科アオイトトンボ属。
同属のアオイトトンボによく似ますが、
それより体長が少し大きいのでオオアオイトトンボ。
金属光沢の緑色が美しいトンボです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする