行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

皆既月食と天王星食

2022-12-24 20:00:39 | 風景
11月8日は皆既月食、
同時にその皆既月食の月に天王星が隠れる「天王星食」が見られました。
自宅の庭からその天体ショウの撮影を試みて見ました。
新聞によると天皇陛下も一家でこの天体ショウを楽しみ、
一昨日(12月22日)、宮内庁により、
天皇陛下が望遠レンズで撮影された皆既月食の写真が公開されたと報道されていました。


18時9分から始まった月食、
18時40分、ちょうど半分程度が欠けていました。
この時はまだ月が明るく、望遠ズーム600mmで手撮り、
絞り6.3、SSは320でISOも500で撮っていました。



19時02分、
大きく月食が進み三日月ほどになりました。
しかしまだ明るい部分があり、ISOを2500にして手撮り。


19時20分の皆既月食。
皆既食への突入が19時16分となっていますので、
皆既食になって間もない月です。
月がかなり暗くなり、暗赤銅色、撮影には三脚が必要となります。
600mmの望遠レンズ用としては荷が重い、
不十分な三脚しか持ち合わせていないのですが、
無いより益しとつけて撮影しました。


19時55分の皆既月食。
三脚の性能が不十分なのでSSを大きく下げるのは無理と判断、
SSは1/50、F6.3、ISOを6400にして撮影、
D-ライティングHSで赤銅色を強調したこともあり、画像が少し荒れてしまいました。
よく見ると、左下に天王星らしき星があります。


19時58分の皆既月食、
19時59分が最大食とのこと、ほぼ最大食です。
撮影条件は上と同じ、
トリミングでさらに拡大しています。
やはり左下に小さな星が見られます。


20時39分、
月に隠れる直前の天王星が月の縁に写りました。
天王星は約6等級、肉眼で見るのは難しい明るさです。
普段の満月の近くでは、圧倒的な月の明るさに負けてしまいますが、
皆既月食中で月が暗いゆえに、天王星が写りました。


20時41分、天王星が月に隠れ、見えなくなりました。
皆既月食もほぼ終わりの時間、
左の方から明るくなってきています。
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