行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

コノシメトンボ

2022-12-11 20:00:50 | 昆虫
10月も末になって、
今年初見となる雌雄コノシメトンボを写しました。


長池公園の筑池に下りるコンクリートの階段、
日当たりを選んで、コノシメトンボのオスが2匹とまっていました。


例年は9月~10月、
ここの里山地域でよく見るコノシメトンボです。
今年は発生が少ないのか、見られずに10月末になってしまいました。
とまっているところがいまいちですが、
初見なので、レンズを向けて見ました。


コノシメトンボはアカネ属のアカトンボの一つ、
リスアカネと同じように、雌雄共に翅端に褐色斑があるのが特徴です。
リスアカネのオスは頭部や胸は赤くなりませんが、
コノシメトンボの成熟したオスは頭部を含め、全身が赤くなります。


池の縁の草枝に、
コノシメトンボのメスも見つけました。


コノシメトンボのメスとリスアカネのメスはオス以上によく似ますが、
コノシメトンボのメスには眉斑があり、
リスアカネには眉斑はないことで区別がつきます。


マユタテアカネのメスには翅端に褐色斑があるものがいて、
眉斑もあるので、コノシメトンボのメスと区別が難しいとされていますが、
胸斑が大きく異なり、腹部の模様もかなり違います。


10月下旬になると、
ジョロウグモの腹部がしっかりと膨れてきます。
そのジョロウグモの蜘蛛の糸にアカトンボがひっかかっていました。
アカトンボつながりで付け加え。
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