行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ツワブキとスイフヨウ

2022-12-19 20:00:10 | 花と虫
11月2日、
久しぶりにミラーレスを持ち出して、
自宅近くで晩秋の花撮りをして見ました。
ツワブキ、スイフヨウを写して見ました。


自宅前に咲いたツワブキを標準ズームで、
逆光で花が暗くなるので露出はプラス補正、
絞りは絞らず、背景に街並みをぼかして見ました。


散歩の公園道にもツワブキが咲いていました。
ツワブキはキク科ツワブキ属の常緑多年草、
主に海岸沿いに自生し、岩の上や崖の上などによく見られます。
また、庭や庭園などにもよく植えられています。


珍しい花でもないので、少し遊んで、
ツワブキの黄色を前ぼけにして、ツワブキの黄色の花を。 
石蕗の花(つわのはな)や「いしぶき」とも呼ばれ、初冬の季語です。
花の少ない11月~12月の貴重な花になります。


ツワブキは葉が特徴的です。
葉は土の中の根から生える根生葉、
濃い緑色をしていて、葉身は厚くて表面につやがあり、
形は円に近い腎臓形です。


公園の花壇に10月下旬から咲き出した白いフヨウの花、
咲く時期からしてスイフヨウ(酔芙蓉)と思われます。
しかし、この個体、夕方になってもあまり酔いがまわらず、
かすかにピンク色になるだけです。


スイフヨウはアオイ科フヨウ属、フヨウの園芸品種です。
朝方は白花、昼から午後になるとピンク色から紅色に変化していきます。
紅くなっていくのは、花が紫外線から自らの身を守るために、
アントシアニンという色素を生成し蓄積することによるものだそうです。
このアントシアニン、温度が25℃以上になるとより生成されやすくなります。
紫外線の弱い11月に咲いたこの花、
アントシアニンを多く作る必要がないようです。


同日、同じような色合いのバラのような花を写しました。
葉が厚く、鋸歯があるところからサザンカと思われます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする