行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ルリシジミとスギタニルリシジミ

2021-07-14 20:00:45 | 昆虫
5月初日、
スギタニルリシジミかなと思える蝶を写していました。
少し時を戻して、
今日は5月に写したルリシジミと合わせて掲載して見ました。


5月1日、
里の山道にシジミチョウを撮りました。
ヤマトシジミとは翅の紋が違い、
ルリシジミにしては翅色に白さがありません。
7月になって、図鑑などを調べているうちに、
スギタニルリシジミではないかと思うようになりました。


スギタニルリシジミ、
「翅の裏面はくすんだ灰色、表面は暗い紫青色、
ルリシジミに似るが、裏面の黒紋がやや大きい」とあります。
ルリシジミと違って発生時期は4~5月の春限定、
地味な蝶ですが、発生数も多くなく、
一度見たいと思っていた人気と魅力のある蝶なのです。


スギタニは2カットしか撮っていないので、
この後は5月に写したルリシジミを。
土に吸水していたので雄、新鮮な個体です。


なかなか翅を広げてくれないルリシジミですが、
雄の翅表は薄青色に輝ききれいです。


5月下旬、早くも花をつけたハギの花に吸蜜するルリシジミ。
この日は日射しも強くなった晴れ日、露出オーバー、蝶が白く飛び気味です。
幼虫の食草はマメ科植物の花や蕾。


正常露出でのルリシジミ。
翅の裏面は灰白色できれいな蝶ですが、
春早くから秋遅くまで観察され、数が多いのが人気の点では難点です。
コメント
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