行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ノカンゾウとジャノメギク

2021-07-26 20:00:04 | 花,植物
6月24日の多摩川の土手下の草原、
赤褐色のノカンゾウが早くも咲いていました。


ノカンゾウ(野萱草)。
ヤブカンゾウと同じくユリ科ワスレナグサ属(キスゲ属)、
河川敷や山野の野原などによく見られる多年草です。


ヤブカンゾウは八重花ですが、ノカンゾウは一重の花です。


ノカンゾウ、花期は7〜8月とあります。
里の草原ではヤブカンゾウよりも、1月ほど遅く咲くように思いますが
ここ多摩川の河川敷ではなぜかノカンゾウとほぼ同時、
今年は6月の下旬、雨に濡れて早くも咲いていました。


花色は橙赤色から赤褐色まで変化が多いとの記載があります。
ここの花はほとんどが赤褐色と色濃い花でした。


よく見ると、中に多少薄色、橙赤色と言える花もありました。


7月の中旬過ぎ、里の山野に咲いたノカンゾウ、
こちらは多摩川のものよりだいぶ黄色みがあり、黄褐色の花です。


最後に同じ日(6月25日)の多摩川の河川敷、
河原一面にジャノメギクが見事に咲いていました。
60年ほど昔、園芸用に種を播いた記憶がありますが
今は河原などにかなり野生化しているようです。
コメント
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