行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ハグロソウ、アフリカハマユウ

2021-07-18 20:00:42 | 花,植物
図書館へ向かう裏道、
林縁沿いの山道にハグロソウとアフリカハマユウが咲いていました(6/20)。
小さな赤紫の花と大きな白い花を望遠マクロで写して見ました。


紫色の2弁花が可愛らしいハグロソウ。
関東以西の広葉樹林のやや湿った林縁などの半日陰に生育、
キツネノマゴ科ハグロソウ属の多年草です。


ここのハグロソウ、
付近の他の場所では見ないので、
最初は植栽されたものと考えられますが、
やや湿った半日陰の環境が適しているようで、年毎に増えて広がっています。


花期は8月~10月と記載されていますが、
しかし、まだ6月中旬、
あちらこちらにもう花が開いていました。


花は約2cmで上唇と下唇に分かれていて、
上唇はやや細く、先は浅く3裂し、反り返り、内側には赤褐色の斑紋があります。
下唇は楕円形で上唇より幅が広く、前に垂れます。
雄しべは2個で花糸は糸状、雌しべ1個で花柱は糸状で花の外に出ています。


アフリカハマユウ。
ユリの花に似ていますが、
南アフリカ原産のヒガンバナ科の常緑多年草(球根植物)です。


以前はインドハマユウと呼ばれていましたが、
最近になり、アフリカハマユウに訂正されています。
7月から8月ごろ、花茎を伸ばして散形花序をだし、白色の漏斗形の花をつけます。


アフリカハマユウのすぐ横にタケニグサが花を咲かせていました。
タケニグサ(竹似草)、
ケシ科の多年草で日当たりのよい草原や空地などによく見られる多年生草本です。
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