行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

八重花ドクダミなど、6月初旬白い花

2024-08-18 20:00:23 | 花,植物
6月初旬の山野道に写した白い花を集めて見ました。


6月1日の林縁道、
ドクダミの白い花があちらこちらに咲き出し、
中に八重の花も見られました。


ドクダミはドクダミ科ドクダミ属、
湿った陰地に群生し、全体に特有の臭気があります。
花弁や萼片はなく、白い花弁のように見えるのは4枚の苞であり、
花は中心の棒状花序に小さな花が密集してつきます。


八重のドクダミは、棒状花序部分に大型の苞が複数付き、
まるで八重咲きの花のように見えます。


ドクダミの名がありますが、無毒。
古くから民間薬として利用され、生薬としては十薬とよばれます。
薬用の他にどくだみ茶などの食品にも利用され、
特に八重花は園芸品として利用もされています。


林縁にアカショウマが咲いていました。
ユキノシタ科チダケサシ属、
花序は複総状で、白い小さな花弁がたくさんつきます。


山の林縁道に白いホタルブクロ、
蔓草に絡まれて花をつけていました。
キキョウ科、キキョウと同じく蕾は風船のように膨らんで割れます。


草地にヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)の淡いピンク色の花が開いていました。
北アメリ原産の大型多年草、明治の初め頃に持ち込まれたと思われる帰化種です。
花期は6 ~9月、花穂を枝先に出し、白色ないし薄紅色の花を複数整列するようにつけます。
花後はそのまま果実を付けた果穂となり、初秋に黒紫色に熟します。



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