一言、云いたいね

社会の状況を見て一言云わせて貰う

中国、ネットの監視を強化

2017-10-31 05:40:17 | 日記

『中国、ネット大手一斉調査 テンセント・新浪・百度』という記事が出ていた。中国もネット社会に突入したが、共産党を批判したり、政府に不満を漏らしたりしたら、アカウントを削除されるという。自由の無い中国は仮想の自由を求めて人民がどれだけ抵抗するか、である。中国の廻りには民主主義国家が多くある。中国人が外国へ旅行すれば当然自由な世界に入り込むことが出来る。

国内で不自由な気持ちでいたのが海外で発散して、また国内に戻る。その繰り返しをしているが、何時かは国内で自由な発想をしたいと思っている中国人は多くいるだろう。そこにネットという世界があり、自由に発信できればストレスの解消にもつながるが、国、共産党幹部にとっては自由にさせておくことは出来ない。資本主義と共産主義のいいとこ取りをしている中国が人民を自由にさせ過ぎないように規制しなければならない。

共産党の矛盾が多く出ている現状をどのように誤魔化すか、という事に専念しているが、この状態が何時まで続くか、である。共産党幹部たちは今の甘い汁を吸い続けることが最も重要なのである。この状況を続けるには多少のリスクも伴う。ネット社会も共産党にとってはプラスとマイナスがある。マイナスにならないようにしなければならない。規制強化もその一つだろう。

しかし、ここまで自由を取得した中国人の多くは簡単に諦めることはないだろう。何らかの方法で新しい方法を思いつくに違いない。アカウントを削除されても再びアカウントを取得し別の方法で政府の不満をぶちまけるに違いない。共産党政権が今後どれだけ長く続くかは解らないが、一度綻びが繋がったら崩壊するのは簡単だろう。今でも綻びはあるが、それが点である内はいいが線になると怖い。

ネット社会はどのような思想、信条を持った国でも同じように発展している。主義、主張には全く関係なく発展し続ける。ネットの次に来るものは何だろうか。世界は動いているし進歩もしている。瞬く間にネット社会から新しい社会が生まれるのも時間の問題ではないか。中国がネットの監視をどのように強化しても必ず網の目から漏れるものがある、という事だ。共産党に甘い汁が行くのがストップするのも近いかもしれない。

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