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社会の状況を見て一言云わせて貰う

混迷するアメリカ大統領

2017-10-07 05:26:34 | 日記

アメリカの大統領がここまで混乱するとは思っていなかったのではないか。アメリカ国民の多数で選ばれた大統領なのである。中国の国家主席のように共産党員が適当に選んだわけではない。民主主義国であれば国のトップは人民が選ぶことになっている。これは何処の国でも同じである。日本やイギリスは総理大臣、アメリカ、フランス、ドイツなどは大統領、というように国によって多少は異なるが、国のトップは基本的には人民の代表なのだ。

それが韓国やアメリカの大統領はどいうわけか選ばれた後に問題を起こしている。選び方に問題があったのか。それとも大統領制に問題があるのか。いずれにしても国のトップに大統領を選んだのに混乱を起こしてしまうのは何故だろうか。これは政治家が大統領になったかどうかではないようだ。韓国は政治家が大統領になっているがアメリカはそうではない。要は人民がその時に立候補している人を選んでしまった、ということだ。

こんなことなら中国の国家主席と大して違わないような気がする。中国は強権政治である。共産党一党独裁国家である。国に反旗を翻す人民は治安警察によって即座に拘引されてしまう。まあ、少しは民主主義国家の方がましなのかもしれない。民主主義国家の危機であることは確かだ。この危機をどのように乗り越えるかである。どうすれば民主主義の危機を乗り越えることができるのか。

人民が誰をトップに選ぶのか、ということから始まる。人間は表面的には解らないことが多い。立候補した人の中身までは解らない。選挙の時にはいい顔をしても当選してしまえば関係ない。少なくとも次の選挙まではどうにもならない。韓国は5年間、アメリカなら4年間は大統領としての仕事をしてもらわなければならない。法律に違反したら弾劾することができる。これはアメリカも韓国も同じだ。

それなら選挙民はどのような基準で選んでいるのか。アメリカを例にとると、国民受けがいい人が選ばれる、という事がある。まあ、これは韓国も同じかもしれない。しかし、アメリカは3億人の人口を持っている。世界経済、政治の中心でもある。影響力は絶大だ。そんな中、大統領は選挙期間中にどのような政策を訴えているのか、十分に知っているはずだ。それが実行されるのかどうか、という事が重要なのである。

大統領は絶大な権限を持っている。アメリカも韓国も同じだ。大統領になる要素が重要なのではないか。基本的な考え方である。アメリカは試されている。民主主義の根幹を試されている。結果によっては民主主義が崩壊するかもしれない。

コメント
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