一言、云いたいね

社会の状況を見て一言云わせて貰う

アジアに毒手を晒す中国

2012-11-23 06:14:02 | 日記

人口が多い、国が大きい、経済力がある、だから何をやっても許される、と思っている国が中国である。ましてや国際連合の常任理事国だ。世界をリードしなければならない国が、間違った方向に持っていこうとしている。現在の中国は毒手をあちこちに晒している。世界平和ではなく紛争を世界中に拡大しているのである。一体何を考えてこのような行動をとっているのだろうか。

人類は、過去に様々な行動をして戦いをしてきた。数千年前からつい60年前までに大戦争と称する戦争を何回も繰り返してきた。第2次世界大戦が終わり、冷戦時代が終わり、ようやく大戦争が起きないような情勢が訪れたかと思っていたら、中国が好戦的な外交を強行するようになってきた。アメリカが世界の中心でいることがよほど面白くないようだ。中華民族が世界の中心になろうと必死になっていることが覗える。

その手段が平和的でない、というところがこれまでと異なっている。平和な世界を望んでいる多くの国民をよそに、好戦的な方法で隣国に様々な紛争を巻き起こしているのである。中華民族は世界の中心になってどうしようとしているのか。何が目的なのか。嘗てのアメリカ、ソ連というような関係とは違った面があるように見える。資本主義、共産主義、というイデオロギーではない。かといってキリスト教、イスラム教といった宗教間の戦いでもない。

中国は独裁国家である。経済は資本主義を真似ているが、国家統制経済である。為替も国家統制である。情報も国家統制である。従って、人権は殆ど無視されている。自由はあるように見えるが、すべての行動、言動が思想統制され監視されているのである。この国の将来をバラ色だと見ている人は中華民族以外には存在しない。何処で、どのように、何時崩壊するかは解らないが、砂上の楼閣であることは確かである。あらゆる面で二重構造、三重構造の中国は、思想統制で纏まっているように見えるだけである。蟻の穴から崩れ落ちることもあるのだから、強固だなどと誰も思ってはいない。

毒手は、今のように至る所で使っていると、何時かは自分に毒が回ってくるかもしれない。若しかすると、それほど遠くない未来かもしれない。自分の毒で自分が破滅をする、という構図に気が付かないだけである。哀れな国家であり哀れな民族かもしれない。

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