一言、云いたいね

社会の状況を見て一言云わせて貰う

対策を誤った原発事故の後処理

2011-08-12 10:22:14 | 日記
原発の事故が起きてから5ヶ月が経過した。事故当初は、原発の後処理だけを考えた行動しか行われなかった。そのため後から様々な問題が起き、今頃になって慌てふためこことになった。チェルノブイリ原発事故のことを、何故もっと研究しておかなかったのか。日本の原発を管轄する官公庁や会社が余りにも甘く見すぎていたのではないか。
事故と云うのはいつかは起きる。何時起きるかは解らないのが事故である。今回の福島原発の事故に際して、過去に何も学ばなかったことがよく解った。事故が起きて始めて、対応に苦慮している姿は、嘗てのロシアと同じである。しかし、あの時には初めての事故だった、と云うこともあり、国際的に行動を起こした。今回の事故は、過去に起きている事故と同じようなものであり、少なくともどのような行動を取るべきかは、解らなければならなかったはず。それなのに、何も対策が打てなかった。
避難地域を設定するとき、或は、耕作物、牛、馬、などの動物に対する処置、などあらゆる点で後手後手の行動になってしまった。被害がどのように広がるか、どのような被害が想定されるか。大体、放射性物質がどのように拡散されるかでさえ掴んでいなかったのである。水素爆発が2度にわたって起きたのであり、そこから放出された放射性物質の拡散は、その時に計算できたはずである。
当時の気象儒教は気象庁で分単位で解った筈であり、予測できなかったとは言わせない。素人考えでも何となく解ることを専門家が解らないはずはないのである。或は殆んど解っていたけれども国民に知らせたら大変なことになる、と云うことで情報を隠蔽していたのかもしれない。政府の誰からも何も発表されなかったことが不思議なのである。
公式に何も発表されなければ、福島県、宮城県、岩手県などの酪農家などは、農産物を当然出荷したり、或は、動物の餌として与えたりする。この広がりの早さ、大きさは、国が何も発表しなかった責任なのである。国民に不安を与えただけでなく、損害を広めてしまった。その上、信用までもなくしてしまった。国の責任は重大である。原発の事故による後処理の不味さからここまで損害を広めた国や官公庁、東京電力は国民にどのような説明をしてきたか。
国民は何も知らないと思っているのか。何も云わないから、大丈夫だと思っているのか。政府の考えは甘いよ。国民は皆怒っているのだ。あきれて物が言えない状態なのである。そのことを閣僚たちは認識しているのだろうか。
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世界制覇、京大のiPS細胞製造技術の特許

2011-08-12 04:42:23 | 日記
遂に日本の技術が世界制覇を果たすことになった。京大のiPS細胞の製造技術の特許がアメリカでも認められたのだ。基本特許を得た日本は、世界の最先端を行くことになる。問題は中国。この国は、他国が取得した特許を公然と破る習慣がある。特許侵害はお手の物だからだ。
今後、世界各地で、この特許を使用して数々の周辺特許が生れてくる。これらも含めて日本が特許を取れる様に頑張ってほしい。基本特許だけでは、この技術を守ることは難しいのである。もう一つ、この技術を使って、今まで不治の病とされてきた病気を是非治せるようにして欲しい。薬や放射線などでは治せない病気が数多くある。iPS細胞を使って医療技術が何処まで挑戦できるかである。
この技術を欲しがっている国は殆んどの世界の先進国である。技術革新は早い。その先の新しい技術が出来るかもしれないが、取り敢えず、このiPS細胞の技術を世界に広め、多くの人たちの役に立って欲しい。この技術を開発するためには、多くの人たちの努力と時間とお金を使っている。国は率先してこのような技術開発には予算を多くつけるようにすべきである。事業仕分けと云う目の前のことに目が奪われることのないように取り計らって欲しい。
ところで、この技術特許はノーベル賞の候補には挙がらないのだろうか。何となく候補に挙がってもいいような気がするのだが。もしかして、既に受賞しているのかもしれない。良く調べてみましょう。
この技術、中国との合弁では使わないで欲しい。今までに、合弁で使った技術は総て盗まれて、特許料など支払ったことがないのではないか。この国には最初から合弁など考えない方がいいのである。確かフランスでは、自動車の特許技術が盗まれたのではないか。高速鉄道の技術も、他国の技術を平気で自国の技術だといって、特許申請をしている。合弁をするなら、特許技術が盗まれてもいいという覚悟が必要である。
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