カクレマショウ

やっぴBLOG

ありがとう近鉄バファローズ

2004-09-24 | ■野球/バファローズ/スポーツ
今日は大阪近鉄バファローズ、本拠地大阪ドームでの最終戦。

いつもなら、「今シーズンの」という形容詞がつくのだが、今日の試合だけはそれがつきません。
あのユニフォームを着て戦う選手たちを見るのは今日が最後。試合は、延長戦の末、見事なサヨナラ勝ちを収めてくれました。

初めて近鉄というチームを意識したのは、高校時代、デパートの電器売り場のテレビで見た1979年の日本シリーズでした。“江夏の21球”に敗れた広島カープとの一戦。

そして、1988年、ロッテとのダブルヘッダー第二試合で引き分け優勝を逃した10.19、1994年、13連勝を含む奇跡の追い上げを見せたシーズン、2001年、優勝を決めた北川選手の劇的なホームラン。近鉄はいつも「何か」を見せてくれるチームでした。

また、数は多くありませんが、自分が球場で実際に見たゲームは、どれもこれも強く心に焼き付いています。野茂投手が投げた秋田八橋球場のロッテ戦、真夏の西武球場、雨でノーゲームとなった岩手県営球場のオリックス戦、故鈴木貴久選手が引退した2000年の大阪ドーム最終戦、わけあって、よりによって福岡ドームのライトスタンドで見たダイエー戦、神宮球場の2001年日本シリーズ…。

勝てなくてつらいことの方が多かった気もしますが、その分、勝ったり優勝したりした時の感動は大きかった。そんな愛するチームが消滅してしまうことに、こみあげてくるものを押さえ切れません。

ブライアント、石井、野茂、大塚、クラーク、武藤、中村ノリ、ローズ、私が好きだった選手たち、そして、数々の劇的なドラマを見せてくれたすべての選手たち、これまで本当にありがとう。

チームは消えても、バファローズは、私の心の中で永久に息づいています。

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