バンクーバー冬季オリンピックがいよいよ開幕しましたね!
4年前のトリノ五輪の時には、「冬季オリンピックの歴史」とか、トリノ五輪の種目一覧を調べてみるなど、自他共に(?)認める冬季オリンピック好きの私ですが、今回もわくわくしながらテレビ観戦しています。
バンクーばー冬季五輪は、競技以前に、早くも話題には事欠かないオリンピックになっています。スノーボードの國母和宏選手の「服装問題」というレベルの低い話題に始まり、リュージュの練習中にグルジアの選手がコースから飛び出して死亡するという悲惨な事故もありました。時速150kmという恐ろしいスピードが出る競技なのだから、コースづくりには細心の注意を払わなければならないはずなのに、決してあってはならないことでしたね。
今回もまた、17時間の時差のおかげで、なかなかリアルに観戦できないのが玉に瑕ですが、一昨日の女子フリースタイルスキー、モーグル競技はリアルタイムで見られて幸せでした。
惜しくもメダルに手が届かなかった上村愛子選手はもちろん、上位の選手たちの果敢で華麗な滑りにはため息がでるほどでした。それと、例の、ゴール近くに据えられた3つのソファ。あれにはひどく興味をそそられました。決勝に出場する20人の選手は予選の得点の低い順に滑るのですが、そのときどきの上位3人があのソファに座れるという仕組み。3位の椅子に座っている人は、次の選手が自分より高い得点を取っちゃうと、ソファから弾き出されて消えていく。残酷と言えばあまりにも残酷。一時、最終的に8位に入賞した村田愛里咲選手がトップに立って、うれしそうに1位席に座っていたのは印象的でしたけどね。
一番悔しい思いをしたのは、上村選手だったことでしょう。残り4人を残して2位。今朝の新聞を見ると、この時1位じゃなかったことに内心、落胆していたそうです。ところが、次の2人が相次いで転倒。残り2人を残して、まだ2位席をキープ。多くの日本人が、この時、不謹慎だと思いつつも、次の2人のうち一人でも転んでくれたら…と願ったに違いありません。
でも、最後の2人の滑りは完璧でした。完璧すぎて、上村選手がメダルを取れなかった悔しさも消えてしまうほどでした。あんな滑りをされたら、今の上村選手にはかなわないと思いました。もちろん、彼女自身にしてみれば、悔しくて悔しくてたまらなかったでしょう。「初めて3位から落ちたくないと思った」ってあとでインタビューで言ってたくらいです。でも、ちゃんと笑顔でライバルを称えていたのは美しかったですね。
ショートトラック競技の男子1,500m決勝もすごかった。そもそも、ショートトラックって、なんて博打的な競技なんだろうと思います。短距離のスタートは必ずといっていいほどフライングがあるし、あんな狭いリンクをぐるぐる廻ってたら当然接触もあるし、転倒もある。転んでしまって一巻の終わりと思っても、誰かが接触しての転倒と認められれば、ゴール後に「逆転」することもある。
そんな博打的スポーツの極めつけが、男子1,500mのラスト数秒でした。最終コーナーを廻って、韓国勢がなんと1位から3位を滑っている。ところが、次の瞬間、2位の3位の選手がほぼ同時に転倒するなんて、誰が想像できたでしょうか。韓国の人たちの落胆の声が聞こえてきそうなシーンでした。何が起きるか分からない、究極の競技がショートトラック。それでも、中国や韓国の強さはただものではない。
明日は、スピードスケートの男子500mがあります。あの弾丸男、清水宏保選手のあとを次ぐ日本選手は出てくるのでしょうか? 興味は尽きません。
4年前のトリノ五輪の時には、「冬季オリンピックの歴史」とか、トリノ五輪の種目一覧を調べてみるなど、自他共に(?)認める冬季オリンピック好きの私ですが、今回もわくわくしながらテレビ観戦しています。
バンクーばー冬季五輪は、競技以前に、早くも話題には事欠かないオリンピックになっています。スノーボードの國母和宏選手の「服装問題」というレベルの低い話題に始まり、リュージュの練習中にグルジアの選手がコースから飛び出して死亡するという悲惨な事故もありました。時速150kmという恐ろしいスピードが出る競技なのだから、コースづくりには細心の注意を払わなければならないはずなのに、決してあってはならないことでしたね。
今回もまた、17時間の時差のおかげで、なかなかリアルに観戦できないのが玉に瑕ですが、一昨日の女子フリースタイルスキー、モーグル競技はリアルタイムで見られて幸せでした。
惜しくもメダルに手が届かなかった上村愛子選手はもちろん、上位の選手たちの果敢で華麗な滑りにはため息がでるほどでした。それと、例の、ゴール近くに据えられた3つのソファ。あれにはひどく興味をそそられました。決勝に出場する20人の選手は予選の得点の低い順に滑るのですが、そのときどきの上位3人があのソファに座れるという仕組み。3位の椅子に座っている人は、次の選手が自分より高い得点を取っちゃうと、ソファから弾き出されて消えていく。残酷と言えばあまりにも残酷。一時、最終的に8位に入賞した村田愛里咲選手がトップに立って、うれしそうに1位席に座っていたのは印象的でしたけどね。
一番悔しい思いをしたのは、上村選手だったことでしょう。残り4人を残して2位。今朝の新聞を見ると、この時1位じゃなかったことに内心、落胆していたそうです。ところが、次の2人が相次いで転倒。残り2人を残して、まだ2位席をキープ。多くの日本人が、この時、不謹慎だと思いつつも、次の2人のうち一人でも転んでくれたら…と願ったに違いありません。
でも、最後の2人の滑りは完璧でした。完璧すぎて、上村選手がメダルを取れなかった悔しさも消えてしまうほどでした。あんな滑りをされたら、今の上村選手にはかなわないと思いました。もちろん、彼女自身にしてみれば、悔しくて悔しくてたまらなかったでしょう。「初めて3位から落ちたくないと思った」ってあとでインタビューで言ってたくらいです。でも、ちゃんと笑顔でライバルを称えていたのは美しかったですね。
ショートトラック競技の男子1,500m決勝もすごかった。そもそも、ショートトラックって、なんて博打的な競技なんだろうと思います。短距離のスタートは必ずといっていいほどフライングがあるし、あんな狭いリンクをぐるぐる廻ってたら当然接触もあるし、転倒もある。転んでしまって一巻の終わりと思っても、誰かが接触しての転倒と認められれば、ゴール後に「逆転」することもある。
そんな博打的スポーツの極めつけが、男子1,500mのラスト数秒でした。最終コーナーを廻って、韓国勢がなんと1位から3位を滑っている。ところが、次の瞬間、2位の3位の選手がほぼ同時に転倒するなんて、誰が想像できたでしょうか。韓国の人たちの落胆の声が聞こえてきそうなシーンでした。何が起きるか分からない、究極の競技がショートトラック。それでも、中国や韓国の強さはただものではない。
明日は、スピードスケートの男子500mがあります。あの弾丸男、清水宏保選手のあとを次ぐ日本選手は出てくるのでしょうか? 興味は尽きません。
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