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カクレマショウ

やっぴBLOG

青森の将来は食と農にあり。

2006-05-22 | └キャリア教育
人呼んで「47番目のトップランナー=青森県」の将来を考えた時、やっぱり、農林水産業、とくに「農業」は外せないよなーと思います。今さら工業やサービス業でがんばってみたところで、多寡が知れているのではないかと思うのです。 農業は、「食」の基本です。スローフード、有機農業といった健康志向がますます高まる中、農業を「食の製造業」ととらえ、青森を「おいしくて身体に良い食べ物」の供給源として位置づけたい。そ . . . 本文を読む

「浮いている」彼。

2006-05-17 | └キャリア教育
昨日のテレビ「学校へ行こう」で、昭和歌謡曲ファンの中学生が紹介されていました。住んでいる家も部屋もレトロ。一番好きだという東海林太郎の写真が飾ってあったりして。言葉遣いはそのへんの大人よりちゃんとしてる。しっかり敬語も使いこなし、大人への気遣いも忘れない。 番組では、「同世代の友人がいない」(つき合うのは年配の方ばかり)という彼に友だちを紹介しようということで、茨城から東京に出てきてもらい、前に . . . 本文を読む

「若者論」は安易なレッテル貼り。

2006-05-15 | └キャリア教育
日本経済新聞に「新・若者論盛ん」という記事(2006年5月11日付)。 『他人を見下す若者たち』(速水敏彦著、講談社現代新書)をサカナとしながら、かつての「根性論」からシフトしつつある新しい若者論の論調に関する記事です。 『他人を~』は、書店で平積みされていて、手にはとってみましたが、買いませんでした。「すぐキレる」とか「マナーが悪い」とか、結局、十把ひとからげの若者論でしかないのかなと思った . . . 本文を読む

「社会の風」を子どもたちに伝える

2006-05-12 | └キャリア教育
お隣の岩手県盛岡市にあるNPO法人未来図書館。 「自分の人生と仕事の関わりについて深く考える」キャリア教育を実施しているNPOです。 基本コンセプトは「社会を感じ取ることができたら、子どもは自分で成長していける」。キャリア教育プログラムを通して、子どもたちが様々な人に出会い、その人の持っている心を「感じ取る」ことによって、社会には、多様な価値観があり、多様な選択肢があり、そして大きな可能性があ . . . 本文を読む

中学生、「先輩と語る」。

2006-05-09 | └キャリア教育
今、地元紙で「中学生のキャリアデザイン」(児美川孝一郎氏=法政大学助教授)が連載されています。第5回(2006年4月29日付)では、「学校が取り組むキャリア教育の成否は、リアリティのある外部の人的資源をどれだけ活用できるかが試金石となる」と書いてありました。 中学生にとってもっとも「リアリティのある外部の人的資源」とは、自分の学校の先輩たちかもしれません。記事では、ある中学校で行われている「よう . . . 本文を読む

参加体験型キャリア学習

2006-05-03 | └キャリア教育
あるブログを見ていたら、こんなことが書いてありました。 「キャリア教育とは、自らが生涯にわたって取り組む課題であって、自らの体験をベースにそれを自覚化し、勇気と自信を与えるものにならなければならないと思う。その意味では、人権教育や環境教育の目指すことや方法論と共通するものがある。」 人権教育や環境教育といった、答えが一つではない課題を抱える学習の場で、「参加体験型学習」が取り入れられるようにな . . . 本文を読む

「大人体験の場」にしたい。高校生のインターンシップ

2006-05-02 | └キャリア教育
インターンシップとは、大学生が一定期間企業等で研修生として働き、自分の将来に関連のある就業体験ができる制度のことです。学生にとっては、実際に働くことで将来の目標が明確になったり、職業を選択する能力が身に付くといった利点、一方の企業にとっても、新卒者採用の際に参考とすることができる、学生を指導することで社員のマネジメント能力を高めることができるといったメリットが挙げられています。期間は様々ですが、2 . . . 本文を読む

キャリア教育≠職場体験

2006-04-26 | └キャリア教育
キャリア教育の象徴的な取組として最近さかんに行われているのが「職場体験学習」。平成15年度に職場体験学習を実施した中学校は、83%にものぼります(国立教育政策研究所調べ)。 中学生が職場を実際に体験する試みの嚆矢となったのは、兵庫県教育委員会が平成10年度に始めた「トライ・やるウィーク」推進事業です。全県下公立中学校の2年生を対象としたこの取組は、全国的にも大きな反響を呼び、その手法を取り入れる . . . 本文を読む

輝け団塊世代

2006-04-25 | └キャリア教育
ちょうど私が生まれた頃、「団塊世代」は青春まっさかり。テレビや映画や本を通して、彼らの輝いていた姿を目にするたび、もう少し早く生まれたかったと思ったものでした。 私にとって「団塊世代」とはいつも新しいことに挑戦してきた世代というイメージがあります。その代表選手が吉田拓郎です。先日のNHK「クローズアップ現代」では、この4月に60歳になった拓郎を「新60代」の象徴として描いていました。番組では大分 . . . 本文を読む

働くことの意味

2006-04-19 | └キャリア教育
「働く」という言葉から連想するのはどんな言葉でしょうか? 仕事、ビジネス、労働、職業…。 「労働」、「仕事」、「職業」は、厳密に区別してとらえる必要がありそうです。NPO法人キャリア文化研究所理事長で、キャリア教育の第一人者である梅澤正氏の著作を参考に、整理してみました。 「労働」 労働とは、ただ何かをなすという人間の行為であり、ときに「いやいやながらやむをえずする行動」と梅澤氏は言っていま . . . 本文を読む

30年後を見据えて…

2006-04-18 | └キャリア教育
30年から40年後を見通した施策を立てろとは、ずっと上に立つ上司の言葉です。30年後、少なくとも今より良くなっているとみんなが感じるような方針。ただ、今の時代、そんな先の社会を「見据える」なんてことが本当にできるのでしょうか。 今から30~40年前は、日本は高度成長期の真っ只中。すべてが右肩上がりで、この先ずっとそれが続くんだと信じられていました。大人は「中流」からさらに「上流」の生活レベルを目 . . . 本文を読む

職業は生き方の表現

2006-04-11 | └キャリア教育
近年の産業・雇用状況の悪化を社会的な背景として、「キャリアアップ」という言葉が聞かれるようになってきています。ニートやフリーターの増大、「団塊の世代」の多くが定年を迎える「2007年問題」、終身雇用制の崩壊といった社会現象がさらにキャリアアップの動きに拍車をかけているようです。要するに、自らの仕事選び、職業選択、ひいては自分の人生設計を今一度見直そうというわけです。 そして、大人になってからキャ . . . 本文を読む

人づくりとは

2006-04-03 | └キャリア教育
「人づくり」っていったい何だろう? 最近あちこちで耳にします。自治体、企業、学校。それぞれに目指すところは違うのかもしれませんが、考えてみれば「傲慢」な言葉でもあります。社会教育は「人育て」だと思うのですが、「人をつくる」とは...? 新しい職場の1日目。のっけから重い課題が。 . . . 本文を読む

「ドロップアウトしなければドロップインできない」

2005-09-29 | └キャリア教育
少し前からネットで話題になっているらしい「スティーブ・ジョブスのスピーチ」というのを教えてもらいました。アマじろうくん、ありがとう! スティーブ・ジョブスは、アップルコンピュータの創立者の一人。現在はCEO(最高経営責任者)。アニメーションスタジオPIXERを作った人としても知られています。彼の「スピーチ」とは、今年の6月に米国、スタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチです。 さっそく読んで . . . 本文を読む

玄田有史さんのいい話

2005-09-10 | └キャリア教育
『14歳からの仕事道』、『ニート─フリーターでも失業者でもなく』(幻冬社)等の著作で知られる玄田有史さんの話を聴きに行ってきました。 主催は青森県、経済産業省などですが、青森県若年者就職支援センター、つまり「ジョブカフェあおもり」が企画に大きく関わっているようでした。「子どもがニート・フリーターになったなら…」というなかなか魅力的なテーマ。今日は、玄田さんを中心に、ひきこもりやニートの就労支援を . . . 本文を読む