このところ、友人がはまっている野鳥観察をしに、国分寺崖線「きしべの路」の散策に出かけました。
崖線と書いて「がいせん」と読みます。電子辞書でひいてみましたが、この読み方は、どの辞書にも載っていませんでした、
世田谷区喜多見、小田急線の喜多見駅で下車します。
歩いて数分で、日立製作所中央研究所の池の湧水を源流とする小河川、「野川」に出ます。
公園では、梅が満開でした。
川岸におり、散策開始です。
下流にむかい右岸は、歩けますが、左岸は、下水管でとぎれとぎれになり、歩けません。
調布側が上流。そちらは、途中で、工事中のため、行き止まり。
二子玉川へむかう下流方向は、流れを右横に変えて河川工事中でした。なんといっても、土木工事が盛んになる年度末です。
観察できた野鳥は、カルガモ、マガモ、コガモ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、ツグミ、ムクドリ、ハクセキレイ、キセキレイ、セグロセキレイ、キジバトなど。そして、お目当てのカワセミにも遭うことが出来ました。
友人は、最近では、この日が、3回目の野川訪問になりますが、3回ともカワセミに遭えたそうです。
神明橋近辺で「カワセミ」の写真も撮れ、喜多見大橋の先まで、下流側へ歩き、工事現場手前でコサギに遭い、おしゃべりしながら河原を駅に向かい歩いていました。
上流方向から来た紳士が、「あちらに、カワセミがいましたよ」と声をかけてくださいました。
2人とも一眼を持っていましたので、写真を撮りたいだろうと思いお声をかけてくださったことと思います。
おまけに今来た道を戻り、案内までしてくださいました。
カワセミは、こんなところにいます。
世田谷道路をつなぐ中之橋の手前(上流に向かい左岸)、遊歩道を歩いていると、この橋にだけ、チェーンがかかっているので判ります。
野川は、こんな住宅地の間を流れる川です。
カワセミが留まっていた枯れ枝に、白い糞が付いています。
その下には、カワセミの嘔吐物だそうですが、石が白くなっています。
「ここには、前にも、カワセミがいたので、今日も見たらいました」とのことでした。
野鳥に詳しい方は、こうして鳥の習性を理解したうえで鳥が来る場所を知るのですね。
私たちの、本日の場所判別法は、周りをきょろきょろして、写真を写している方のレンズの先をたどり、カワセミにたどり着くというちょっとちゃっかりしたやり方です。
カワセミのスライドショーです。
この日は、約19,000歩の散策。
私は、何回もカワセミに遇え喜び、毎回、カワセミを観察できていた友人は、今まで、なかなか、カルガモと識別できなかったマガモのメスを知り、満足という観察会でした。
春の繁殖時期に、来ると、また面白いかもしれません。
せっかく写した写真も、手持ちだったため、手振れ写真が多かったです。
小さな鳥の目にピントを合わせて写すというのは、手ぶれ補正が付いていても、手持ちでは、難しいですね。残念!
マガモのメス。
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