今年はラニーニャだそうだ。ペルー沖の太平洋の海温が例年に比べて低くなる。そうなると日本や東アジアへの影響も大きい。寒い冬になるということだ。日本が寒い冬になりそうだが、中国も、北朝鮮でも寒い冬になりそうである。それでなくても中国の東北部では石炭不足で、停電が頻発しているという。寒さは日本の比ではないだろう。インフラの進んでいない北朝鮮はもっと寒い冬になるはずである。飢えばかりでなく、凍死者も発生し、死の××と呼ばれる現象が再び起こりかねないのである。北朝鮮では石炭が採掘できるのだが、たぶん、その石炭を各家庭に運ぶ手段はないのである。日本でも記録的な大雪を経験したのはラニーニャの時で、車が雪で立ち往生する姿を今年も見ることになるのだろうか。(くちなし亭、2021.10.26)
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