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老人年齢を変えると社会も変わる。

2010-06-11 07:13:48 | FP
人は何歳から老人になるのだろう。会社の就業規則などの定年制度では60歳だったり、65歳だったりする。全国の老人会の多くは60歳以上を基準にしている。また、東京都のシルバーパスは70歳からであり、東京都は老人を70歳からとしているに違いない。だが、医療の面では後期高齢者医療制度が発足して、75歳以上が対象になった。ただ、後期と冠している以上は前期高齢者がいるという認識を持っているのだろう。それにしても75歳から老人だと決め付けてはいないのだが、どうも、説明者の口の端には75歳からは身体も脳も弱ってくるはずだ。つまり、老衰が顕著になると主張しているように見えてならない。ただ、本当を言えば、この老衰というのは介護保険の守備範囲のはずなので、そこをどうも混同されているような気がする。その介護保険では適用が65歳からとなっているから、国も老人の年齢を決めかねているのが実情ではないだろうか。また道交法も、75歳以上のドライバーには紅葉マークをつけることが義務付けられたり、反対で撤回されたり、また、新たなテストが義務付けられたりと大慌てである。先日乗った80歳のタクシードライバーには迷惑な話だ。ただ、年齢がどうであろうと老人は着実に増え続けているし、その分、元気な老人も増え続けている。そこで、私の主張だが、老人とは健康寿命の85歳を過ぎてからだということにしたらどうだろうか。そうすることで、社会は変わる。日本社会は65歳の元気な人も、90歳の寝たきりのような人たちも一緒に、ひとくくりにして、老人という枠の中にほうりこんでいる。これは明らかにおかしいのである。少なくとも、現状は70歳くらいまでは壮年層なのだから。

Y-FP Office Japan
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