東京証券取引所の日経平均が1万円を回復いたしました。ニューヨーク証券取引所のダウ平均が10000ドルを回復していたのに比べれば、少し遅い回復でした。これまで、日経平均とダウ平均は合わせ鏡のようだと比喩されてきたのですが、この数年の動きを比べると、ダウ平均に引きずられるように日経平均が変化しています。もちろん、これまでのダウ銘柄にはGMのような一度破綻した企業も含まれていますし、ヨーロッパの不安定が相対的にアメリカに資本を戻したという側面もありますから、これまでのように、世界をリードしてきたダウの推移とは違う動きをしていくことは十分に予想されるところです。また、為替の影響もこれまで以上に強くなります。いずれにしても、今は、過剰流動性経済をいかに収束させていくかと言う過度期です。その意味で、世界の関心が金融から財政へと移りつつあるようですから、日本も早急に手を打っていく必要がありそうです。
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