近年、世界的に山火事が頻発している。中国の貴州では北海道と同じほどの面積が山火事で焼失しているという。今年はエルニーニョ現象で、アメリカの西海岸は乾燥し、山火事が発生すると予想されている。カリフオルニア州では毎年のように大規模な山火事がおきているので、もう燃えるところはないのでは思うほどである。そのアメリカだが、山火事に対応するのが連邦機関に所属する林野火災消防士である。もちろん、連邦予算で動いている。彼らの給料は思ったほどに高くないが、山火事が発生し、出動を命じられると手当が出る。その手当予算だが、連邦議会の民主と共和両党の争いで、麻痺状態である。特に今年は大統領選挙の年で、両党とも、成果をアピールし続ける。それだけマヒ状態も続くことになる。だから、林野火災消防士たちの手当てが出ない可能性が出てきたのである。今年のように大規模な山火事が予想されるときに、林野火災消防士たちの士気は低くては困ると地元の人たちは憂えているのである。(くちなし亭、2024.02.25)
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