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わびしい時代

2012-09-28 10:54:03 | FP
国税庁の調査で、民間のサラリーマンの平均給与は年間409万円だそうだ。この平均値は1997年ころをピークに年々、減少しているのだが、この数年の減少の理由は、ご主人の稼ぎでは生活できなくなった主婦の皆さんが、パートなどの職業に付いた結果だと思われる。年収100万円以下の主婦の皆さんが24万人も増加して、これが平均値を押し下げているのである。もともと、家庭での発言力の強かった主婦の皆さんだから、さらに、強くなっていることは目に見える。そして、この結果が、男子のサラリーマン諸氏の小遣いの額にも表れる。1990年、バブルの絶頂期であったころ、金持ちの馬鹿がお札を燃やして、タクシーを呼んでいたころ、彼らの平均のお小遣いは月7万8千円であった。しかし、今のサラリーマン諸氏の平均額は4万円である。その額を聞いて、高齢サラリーマン諸氏はうらやましいと感じるかもしれない。自分はこんなにもらっていないと思うかもしれない。実は、小遣い分野では20歳台の若者の額が50歳台の高齢者のそれを上回って、バブル期から逆転しているのである。こんな変化から1回あたりの飲み代にも反映して、6000円から3000円に下がった。6000円の時代を知っているゆえに、高齢サラリーマン諸氏にとって、わびしい時代だ。

Y-FP Office Japan

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