風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

リターンキー

2009年11月05日 | 出版
昨夜は遅くまで「救援」紙の制作作業に取り掛かることになる。ところが、その5面をpdfファイルに落とそうとしたら、突然トラブル発生。エラー表示が出て、パソコンがフリーズしやがる。こういうトラブルに直面すると、当然萎える。すっかり労働意欲を喪失し、あとは焼酎を飲んで23:00帰宅。
くだらねえなあと思いつつニュースを見ていると、プロ野球日本シリーズでは、面白い展開になっている。来年は我がカープと楽天とで日本一を争ってもらえないものだろうか。そのカープのOBである三村敏之氏が、先日亡くなられた。現役時代の姿はわずかな記憶しか残っていないが、なにせサードはサチである。名遊撃手として守備面で苦労しただろうことは想像に難くない。前にも書いたことがあるが、三村氏が監督時代に、一瞬だけ駿の選手がそろったことがあり、そのときに一度でいいから優勝してほしかった。
日ハムが勝ったという結果を見て、あとは爆睡し、本日は7:00すぎに起床。9:30に都内某所で友人と待ち合わせているので、8:30に久しぶりに背広を着て家を出る。9:20、某所で無事落ち合い、ブツの受け渡し完了。ついでに立ち話を少々。その足で会社に向かい、10:00出社。
最近P舎には、おなかの黒い奇妙な生き物が棲みついている。しかも今朝は、この腹黒ちゃんのテンションが妙に高い。きっと生理が近いのだろう。小生もヤバいブツを友人に渡した安堵感からか、テンションが上がっている。そこでしばし、この珍獣をするのにどういう方法が一番残忍か考えることにする。まあしかし、どんな方法でも、どうでもいいか。
次いでパソコンを立ち上げ、昨日つまづいたところをもう一度やり直してみると、「ファイルが壊れています」とか、「修復しますか」とか、「上書き保存ができません」などとくだらねえ表示が次々に出てくる。面倒なので、すべて「はい」でリターンキーを押していく。すると一通り復旧作業が終わったようで、またpdfファイルを作ってみると、あっさりできやがるの。うれしいんやら、ムカつくのやらよくわからないが、多分、前者にしておいた方がパソコンの機嫌もよくなるのだろう。
そこでようやく、救援連絡センターに、行き詰まっていた5面のpdfファイルを送信しておく。しかし、冬場を迎え、センター(QCとも略す)も財政が厳しそうだ。次号掲載の救援連絡センターのカンパのお願いを、勝手に引いておこう。

「いよいよピンチ! センターを存続させて下さい 協力会員募集中
 「厳しい財政の様子、頑張って続けて下さい」一〇月に頂いた協力会員の方からの励ましの声です。郵便振替口座への月々の入金の際のコメント。素直に嬉しい。と同時に、不安を与えている現状を打開しきれていない、あせりの気持ちもあります。さまざまな感情をミックスしつつ、救援連絡センターは存続・維持されてきました。
 自民党体制は支持者のあいつぐ離反により、ついに崩壊しました。救援センターはどうか。財政を見る限り、人ごとではないように思えます。財政を支えている協力会員、購読者の大多数は定年前後の世代。新しい力、世代交代は事務局員、運営委員も含めて進んでいません。高年齢化による活力の低下という意味では、自民党以上にピンチともいえます。
 こうしたなか、自民党体制が崩壊しようが、政権交代が行われようが、弾圧は依然として激しく続いています。九、一〇月、連続的な逮捕弾圧、家宅捜索弾圧がかけられています。こうした弾圧がある限り救援センターの歴史的役割は、いささかも揺るぎません。しかし、財政的保証がなければセンターは存続はできない、ということも厳然たる事実です。
 一〇月の活動費は遅配となりました。財政的には、こんな状況でも何とか維持してきたのが救援センター。「まあ、何とかなるだろう」精神は不滅だから、悲観はしません。しかし、相も変わらない資金繰りの綱渡りは、体力が衰えた身には、寒空がつづくなかにあって、より辛い。ここは、支援者のみなさんの資金力に縋り付くしかない。という訳で、今年の冬は、例年とはひと味もふた味も違った冬季一時金カンパ、本当にお願いします。
 とりわけ、被弾圧者の青年、学生の皆さん!不起訴・釈放を勝ち取ったことで、救援センターから遠ざかっていませんか。裁判闘争を熾烈に闘っている被告の皆さん!裁判費用が大変なのは重々承知していますが、救援センターの財政にも目を向けて下さい。さらに苛烈な下獄闘争を戦い抜き、勝利して奪還された皆さん!どうか協力会員になって下さい。こうした資金が救援連絡センターを存続させるのです。
▽協力会員会費 一口 月額一〇〇〇円 ▽『救援』年間購読料 四五〇〇円(密封の場合五〇〇〇円)」

確かに、人間は一宿一飯の恩義を忘れてはいけない。しかし弊社も、人さまになんの恩義を施したこともないけれど、カンパだけはもらいたいものである。何とかなるだろう精神はこちらも共有しているが、しかし、嗚呼、つらい。


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