風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

みなさま、ありがとうございました

2007年11月15日 | 出版
昨晩は友人Hの個展を観に曙橋にあるMOTTギャラリーへ。そこで以前購入した彼女の作品を受け取ってから、ギャラリー主のMさんやイラストレーターのかたがたと芸術談義(を横で聴く)。23時頃、解散。朝から何も食べておらず腹ペコな上に積もる話があるというHをボロアパートに招待し、しそ焼酎でおもてなし。しかし風塵社社員としての最終日を翌日に控えたマタンゴは、久しぶりに会った友人を前にして心ここにあらずの状態だ。そして、止め処なく話し続ける彼女をそのままにして、いつの間にか眠ってしまっていた。

最終日の今朝は、まず大横丁商店街のコインシャワーへ駆け込み、全身を洗浄してから出社する。10時頃、P舎に来舎したE製本社長に退社のご挨拶。
11時頃、退社のご挨拶をしにF社にうかがうとS社長が温かく迎えてくださった。そのあとすぐに本郷村の長老さまの奥様が出社され、最後のご挨拶をする。奥様が美味しいふかしイモをご馳走してくださり、喜んで平らげる。
12時頃、I出版企画のSさんがゲラを受け取りに来社。
コンビニ弁当を食べ、午後からは『映画はこうしてつくられる』のテープ起こしをする。
15時頃、腹巻オヤジが請負仕事のデザイン依頼をしにJ社のTさんのところへひとっ走り。社に戻ったオヤジがウゥウゥ唸り声を上げ、またハァハァ溜め息を漏らしながら、計算機を叩いては帳簿とニラメッコしている。いまだ年を越す目処がたっていない風塵社ではありますが、皆様今後ともご声援よろしくお願い申し上げます。

2006年2月下旬に風塵社というド貧乏超零細出版社に足を踏み入れてから1年と9カ月が経ちました。その間に出会いました著者さん、全国各地の書店員さん、印刷屋さん、製本屋さん、取次さん、他の版元さん、ブログを応援してくださった皆様には大変お世話になりましたことを心より御礼申し上げます。

そういうわけで、風塵社はこのブログを引き継いでいただけるかたを募集しております。
【年齢・資格】
心身ともに超頑強で、出版に強い意欲を持つ、貧しさにめげない25歳くらいまでの人。学歴・職歴・性別・資格一切関係なし。PCスキル(Adobeの三種の神器は使えたほうが可)は必要。コミュニケーション能力の低い人は腹巻オヤジに怒鳴られます。
【業務内容】
出版に関わるすべてのこと。つまり、便所掃除から、営業、企画、編集、DTPなどなど。あと本ブログの更新。
【条件】
薄給で、しかも試用期間6ヵ月。一応週休二日で9:30~5:30勤務だけど、ほとんど休みなし。手当て、保険もなし。
【その他】
ジェットコースターに乗ったような日々が送れる、明るい職場です。ただし、事務所は換気が悪く、タバコの煙がモウモウです。

こんな条件でもがんばってみたいという人がいらっしゃったら、とりあえず会社にメールを送ってください。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (福田)
2007-11-15 17:28:37
本当にお疲れさまです。
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お世話になりました! (マタンゴ)
2007-11-15 18:17:55
ありがとうございました。
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ますますのご活躍を! (菊池英也)
2007-11-15 21:21:52
「月子。」という本でP舎さんにお世話になっている著者の菊池と申します。風塵社さんと同じ社屋と知り、親しみを感じながら、いつも楽しく拝読させていただいておりました。
このブログが読めなくなるのは寂しいかぎりですが、ますますのご活躍を期待しております。
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Unknown (友人H)
2007-11-16 02:37:03
本当に、お疲れ様でした!

大事な日の前日に、すまなかった。。。
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