風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

やれやれ

2009年10月19日 | 出版
ドツボ月間もようやく2/3弱を過ごすことができた。しかし、今月のしのぎの目処はいまだ立たないし、どうしたものかとウンウン唸ってばかりだ。ドツボにはまって、さあ大変という状況下は精神的に疲れる。これがもしかしたら来月も続くかと思うと、まさにお先真っ暗である。
こうなると、ブログにくだらないことを書こうという意欲もなかなかわかなくなってくる。前にも述べたが、どうでもいいようなことならば、それほど苦にもせずに書ける人間なのであるが、最近は、キーボードに向かっても指が動いてくれようともしない。これはかなりの重症なのだろうか。それとも、普通はこんなものなのだろうか。
先日、近くのスーパーに買い物に行くと、大山納豆なるものが売られていた。どこぞの大山かと見れば、伊勢崎のメーカーである。ということは、相州の大山だ。しかも、3パック75円とべらぼうに安い。「また、大山に登りたいなあ」と思いつつ、ついつい購入。家にもどり早速大山納豆でご飯を食べてみると、これがなかなかに美味しい。
なんていう、本当にどうでもいいような文章が、最近は書けなくなっている。精神状態が悪いのでむべなるかななのだから、無理して書くこともないだろう。とあきらめると、死ぬまで金欠病で精神状態が悪かったりして。それはさらに困ったものだ。

そんなわけで、日曜はボケッと一日を過ごす。また不眠症になると困るので、晩飯時に晩酌としてウイスキー(ブラックニッカ777円也)を半分ほど飲み、途中で目が覚めないようにと念じ、早々に寝ることにする。おかげで本日は、朝まですっきり寝ることができた。しかし、酒の力を借りて寝るようになると、アル中の道まっしぐらだな。
弁当を詰めてから、8:00過ぎに家を出る。9:00前に出社すると、P舎大大社長もすでに出社されている。いやあ、早いなあと感心。銀行残高を確認してみると、本日もなぜか不足が出ていない。どうしてなのだろうか、原因不明だ。だがしかし、本日も生き延びることができた。
メールチェックすると、救援連絡センターS氏から、『読むドキュメンタリー映画』の注文が入っている。「おはようさん/17日に飲み屋で友人にバッタリ出会った。/そこで知りあった人が本を注文したいってさ。/よろしくお願いします。/『読むドキュメンタリ―映画』1冊振り込み用紙を入れて送ってやって下さい」げな。早速発送の準備をしておく。
八王子のOさんからは近刊予定『レッスル・カルチャー』(略称・レスカル)について、研究会の打ち上げで「レスカル」の話になったところ、「その場にいた研究者の方がこの企画を大絶賛」で、原稿を書きたいという研究者まで現れたとのこと。ヒエー、いまから追加原稿かと思わなくもないが、どうせこちらはインプロヴィゼーションだけで生きてきた人間である。「飛び入り参加歓迎」とOさんに返信しておく。
そこで、八王子Kさんから届いている論稿の原稿整理。Oさんもしていただいているので、ダブる作業となることは分かっているが、本日夕方にKさんがご来社予定なので、こちらの誠意なるものも少しは見せておかないとまずいだろう。11:30ころ終わると、その頃にはすっかり腹が減ってしまった。
ということで、持ってきた弁当を広げて、メシを食いながらのネット囲碁。囲碁界では二十歳の新名人誕生となり、かなり話題となっている。先日の「朝日」の人欄にその井山新名人が登場し、「去年は…相手(張栩前名人)の打つ手が正しい手に見えた。今年は、自分がベストを尽くせば勝てるという強い気持ちで臨んだ」と語っていた。精神的にたくましくなったなあと感心してしまった。来年も井山対張栩のシリーズを見たいので、張栩前名人には、名人戦リーグを勝ち上がってもらいたいものだ。
午後から、『初恋芸人』の最終校正。実は日曜日までに終わっている作業であったものの、まったくやる気がわかず本日まで引き伸ばしてしまった。もうたいした誤植もないだろうと軽く見ていたら、単純な誤植がちらほら出てきて、アチャーという感じである。出版業にとって誤植は本当に頭が痛い。
その途中、楠山さんから電話。某箇所に某誤植があったという知らせを聞く。これは重版する際に訂正するとして、はやく重版になってもらいたいものだ。どこに誤植があったのかは企業秘密。これが分かった人には、さらに一冊献呈いたします。
それはともかく、16:30、Kさんご来社。スキャンしたい画像の元が思わしくないということで相談。Kさんが帰られたあと、P舎で酒を飲むことになり人事不覚。


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