風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

満月村

2008年06月19日 | 出版
本日はとりあえず5:30起床。疲れている、眠い。ということで、朝食後、また二度寝。9:00前に家を出る。副都心線がようやくスムーズに動くようになった。おかげで、社内が空いていることが多く、大変よろしい。9:30、出社。
しかし、体と頭がダルく、労働意欲がわかない。M印刷の仕事を終わらせなければいけないのに、たいしてやりたくもない仕事だから、体が重いのか。昼飯と囲碁ゲームをはさみながら、とにかく作業。15:00過ぎ、ようやく終了し、M印刷に送信。まったく仕事をする意欲がなくなる。

ということで、お世話になっているP舎の新刊案内第2弾!

  『満月村』
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作 大坪菜古/森洋子
A5変形(227×140)上製/104P/ALL COLOR/本文用紙トリパイン
定価2100円(税込) 近日発売予定

 材料は使い古しの段ボールと紙粘土。シンプルな三原色の配合で色付けされた温雅な13の立体作品に、春夏秋冬、脚本のト書きのような小さな物語を添えた“ぬくもり”の一冊。
 ふるさとを離れて想う、懐かしき風景やたたずまい、そして人びと……。読者はいつしか、作者の細部への愛着と確かな目で切り取られた“仮空”の村へとみちびかれていく。夏空を映した鏡台、ひなたぼっこする猫、風にひるがえる洗濯物……。だれもが知っている何でもない風景から、“気配”や“人気(じんき)”が漂ってきて、読者は自身の幼き日々に想いをはせることだろう。
 精巧な作りで本物そっくりのドールハウスや模型とはひと味ちがう、まるで大正ロマンを模した映画のセットを髣髴とさせる“満月村芝居”の不思議な世界をご堪能あれ。
 
【推薦】
仮空の村の記憶が見る者を幼年の日々に導いていく
二人の作者の細部への愛着と目の確かさが詩情あふれる物語空間を生み、パノラマをみるような「絵本」に結晶した。
田中和男(「グラフィケーション」編集長)
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◎制作
写真構成 上條道夫
文 本郷活平、P舎I
レイアウト 本郷活平、黒田節
オペレーター 黒田節
編集 P舎I
用紙 S紙業
印刷 Y印刷
製本 E製本

画像は『満月村』です。オビが独特の風合を醸し出しています。書店で手に取ってみてください。


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