ピカソ・マニマニア

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松緑と愛之助  新橋演舞場

2009-11-19 09:38:36 | 観劇
 

四変化「弥生の花浅草祭り」が 今月の新橋演舞場の午前の部の舞踊です。

浅草祭りの山車にのる人形が踊る趣向で 二段目の 三社祭り はよく上演されています。 私も 辰之助(現松緑)と菊之助 辰之助と染五郎 辰之助と新之助(現海老蔵) と見ていて 今回で確か4度目です。
辰之助と染五郎のコンビが 一番良かったと思います。

一段目の神功皇后(じんぐうこうごう)と武内宿禰(たけのうちのすくね)では 愛之助が 盟三五大切(かみかけてさんごたいせつ)の 源五兵衛(染五郎)の家来の庶民的な雰囲気と打って変わって凛とした品のある皇后を見せてくれます。
その家来の三百歳まで生きたといわれる武内宿禰の松緑が 始めは誰だかわかりませんでした。  白髪のみずらを結ったその顔は どこかで見たよう 店員キャラで売り出したタレントの 柳原可奈子にそっくり。 笑いをこらえるのが大変でした。 
御両人さん心外でしょうが御免なさい。


三社祭り は推古天皇の時代に浅草寺のご神体となる一寸八分の観音像を 宮戸川(現隅田川)の川底から拾い上げた 二人の兄弟漁師が 雷にうたれ 善玉と悪玉になって踊るというものです。 踊りの後半で それぞれ善と悪の面をつけるので 視界が悪く踊りにくそう。 コミカルな振りです。


通人・野暮大尽の場 と続き 二頭の獅子になる 石橋(しゃっきょう)で〆。
二人で早代わりをしながらの舞踊なので ちょっと足並みの乱れるところもありましたが ええいやけよ のたてがみ振りです。  拍手 




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