ピカソ・マニマニア

ピカソの91年を 詩にしました。
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ピカソ『女の頭部』

2010-02-04 22:31:46 | 日記

久々にピカソの話題です。

ロンドンのクリスティーズのオークションに 二番目の妻を描いた『女の頭部』が掛けられ
2日に 約810万ポンド、11億7100万円で落札されたそうです。

1967年(ピカソは1972年に死去)以来 40年間公開されていなかったそうです。

ピカソの作品の相続は 描かれている人、縁の深い者を優先に なされました。
ジャクリーヌを描いた絵と言う事は ジャクリーヌのものだった。
ジャクリーヌ亡き後は 最初の夫との間の娘が持っていたと考えられます。

ジャクリーヌの娘は フランソワーズ・ジローの子供たちとほぼ同年代(2009年8月14日当ブログ 『楽園のギャング』)現在 60才を少し過ぎた頃です。

この年代は 人生を振り返って 足りないものに気づき 焦り始める時。
お金が必要になったのでしょうか。
今更そんな大金をどうされようとするのでしょう。

お母さまの 美しく描かれた絵だというのに。

ピカソはジャクリーヌを必要としながらも 憎み(当ブログ 2009年6月19日『鏡』参照)
ジャクリーヌのあられもない姿を描いたりしているのです。



11億円に驚いている場合ではありません。

な・な・なんと 3日には ザザビーズで ジャコメッティの『歩く男』が 史上最高の6500万ポンド、95億円で落札されたそうです。

お金って ある所にはあるもんだ。




このブログは ピカソの一生を詩で綴る事から 始めました。

2009年 5月13日 『鳩の足』 から ほぼ年代順です。 
20世紀の天才画家が どうして怪物と呼ばれるようになったのかを 人間学として 詩にしてみました。

遡って読んでいただけると 幸いです。



         風呼r でした      


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