先日 歌舞伎座の一階売店に こんなパンフレットが置いてありました。
七月の夜の部の最初の演目、『神霊矢口渡(しんれいやぐちのわたし)』は
新田義貞の次男で 勇猛果敢で後醍醐天皇の信頼の篤かった 新田義興の弟の義峰を巡るお話です。
新田義興はだまし討ちに逢い 多摩川で射られて死にました。その遺体が流れ着いたのがこの矢口で 御霊が祭られているのが 新田神社です。
それにしても 大リーグ、エンジェルスの大谷選手が提供した ホームラン兜によく似ています。
江戸時代に作られた
黒塗漆練革札歯朶かわ威銅丸具足(くろうるしぬりかわざねしだかわおどしどうまるぐそく)にも似ています。
こちらの鍬形の真ん中は 兎です。
きっと何気に オオタニサンの兜は 新田義興の兜がモデルですよと教えてくれているのかも。
歌舞伎は意外とミーハーでお茶目です。
新田神社には 入ると祟られるという禁足地があるそうです。
東京都大田区にあるのですよ。
これは行かねば。
by 風呼
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