ピカソ・マニマニア

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義経千本桜 (夜の部)  於・歌舞伎座

2013-10-20 23:54:30 | 観劇

 

義経千本桜の夜の部は 四幕 ”木の実” ”小金吾討死” と五幕 ”すし屋”

大詰 ”川連法眼館”(かわつらほうげんやかた) です。

 

写真は 仁左衛門演じる いがみの権太。

 

 もし生きていたら の二人目は 平維盛です。 知将と呼ばれた父重盛に

大恩を受けた すし屋に匿われている。

 

維盛の妻と息子が 小金吾という若衆を伴い 追ってから逃れているが

小金吾は 殺されてしまいます。

 

偶然 小金吾の死体を見つけた 権太の父が その首を取り それを権太が

維盛と偽って 鎌倉方に差し出す。

かつて池の禅尼と重盛に 命を救われた頼朝が 知っていながら 騙される

振りをして 暗に維盛に出家を促す と言うお話です。

 

もう一人のもし生きていたらの 教経は 舞台には登場しませんが 義経を

着け狙う衆徒を操る人。 (登場する場合もあるらしい)

 

大詰は 狐忠信が義経に 初音の鼓を賜るという場面です。

              

              

 

 

小悪党 いがみの権太の 仁左衛門が圧巻です。

妹役の(実の息子の) 孝太郎と共に 演技がリアルで 目が釘づけです。

 

お姫様役しか見たことのなかった 中村梅枝が 小金吾役で しなやかな

立ち回りに 見惚れました。  

 

             

 

 

六代君 と呼ばれる 維盛の息子役も(子役) 情感たっぷりで泣かされました。

 

 

         by    風呼                                  

 

 

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