
去年、講談からとられた松緑さんの『荒川十太夫』に続き 今年も講談からの『無筆の出世』、今年は人間国宝の神田松鯉(しょうり)さんが出演されるというのでとても楽しみにしていました。 ところが月曜(14日)午後の部から客席の椅子に不具合が生じたとかで急遽17日まで点検修理のため休演。15日に行くはずだった私はがっかり。 でも家族が取った19日のチケットが一枚余っていたので 実は二回見ることになっていたのです。
休演の間に 去年の荒川十太夫で 松緑さんの日本芸術院賞受賞が発表され何ともいいタイミングです。
始めに松鯉さんが舞台中央のセリで上がられ 物語の発端を語られます。
その後も2,3回登場。 生で講談を聞くのは初めてなのですが 扇も使われずむしろソフトな語り口に 名人とはこういうものかと感嘆しました。

その他はお正月に国立新劇場で通しで見たので 二場だけでしたがよくわかった 仁左衛門さんの『英彦山権現誓助靭』
最近名門の血が騒がれてきたよう 右近さんの 『鏡獅子』
19日観 by 風呼
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