今年のNHK大河ドラマ主人公の 蔦屋重三郎 の話です。
現勘九郎の父が 五代目勘九郎時代の1988年に銀座セゾン劇場で同じく蔦重を務めた舞台の 歌舞伎座での再演になります。
質素倹約を求める 寛政の改革 の締め付けにも屈せず 立ち向かう 蔦重を始め、歌麿(隼人) 京伝(橋之助) 馬琴(福之助)この後のデビューになる 北斎(歌之助) 十返舎一九(鶴松)が大奮戦。
武士の 太田南畝(歌六)、恋川春町(芝翫)も巻き込まれ・・
三人の息子を従え さすがの芝翫さんの貫禄です。
この三人の息子さんたちは 背丈も体形も あまり変わらず よく似ておられます。 お父様とは全然似ていない。
今回は三人揃い踏み。
それにしても見分けがむずかしい。
ひたすら役で見わけます・
七之助さん、米吉っちゃん、 皆よくて 本当に楽しめました。
いっぱい拍手をしたんだけれど 当然カーテンコールなし。

巳之助さん 隼人さん 児太郎さんの 『鞘當』も良かったし
『醍醐の花見』では
おっととの 秀吉さん (梅玉) 北政所(魁春さん) 座ったままだけど笑みを絶やされなかった 淀殿(福助さん) ご無事を確認。
by 風呼