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音楽全般について 素人臭い能書きを垂れてます
プログレに特化した別館とツイートの転載もはじました

F.I.R./無限

2005年07月27日 18時22分49秒 | 台湾のあれこれ
 台湾ポップスというカテゴリを設けたのはいいが、読み返してみるとレビュウしているは古いのばっかり....。たまには新しいものをということで、FIRというグループのアルバムを購入してきました(先日の蘇慧倫のVCDと一緒に)。もともとはこのブログにコメントしていただいた方のコメントにより知ったグループだったのですが、ジャケ写真からして「こりゃ、台湾のELTに違いあるまい」と、当てこんで購入してきました。

 実際聴いてみると、「ハードエッジなギター+テクノ風な打ち込みサウンド+なんでもあり的総決算感覚」という感じで、その意味でも確かにELTっぽいところもありますが、ダンサンブルな曲はどっちかというと汎エイベックス系という感じです。
ある程度タイムラグはあるものの、おおよそJ-Popの流行を敷衍してきた台湾ポップスですから、まぁ、こうなっているだろうなとは思いましたが、やはりという感が強いです。ただ、こういうスタイルだと音楽の情報量といい、刹那性といい、いまや消費大国になった日本にはかなわないって感じもしないでもないですが....。
 ただし、このアルバムそうしたエイベックス路線のみで一気に突っ走っているのかというと、それだけでもなく、3,5,6,11曲目あたりバラード系作品が沢山入っているのは、「バラード王国台湾」の面目躍如って感じで、思わずににんまりするところですね。ツボを押さえまくった切ないメロや、郷愁を誘うようなムードはいかにも私の好きな台湾の感触で、実に心地よくて、確かに台湾の音楽聴いているという気がしてきます。

 ヴォーカルのフェイは、いかもモデル風にモダンな美人さんですが、歌そのものは比較的なオーソドックスな台湾風のもので、バラードなんかではいいんですが、ダンサンブル・ポップなんかでは、もう少し突き抜けたソリッドな歌い方してもいいかな....と思わないでもなかったです。あと、気がついた点としては、時にオーケストラと民族楽器をフィーチャーした曲をインタリュード風に入れたりして、けっこうポップ・ミュージックの枠を破るようなスケール感を出しているあたりおもしろい点かも、この辺は他のふたりのメンバーの個性なのかもしれないですね。
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1 コメント

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TBをたどってきました&相互TB♪ (take-and-hide-style)
2005-07-28 08:33:27
webernさん、こんにちは。



F.I.R.の件でTBありがとうございました。私からも、TBさせていただきますね。

そういえば・・・webernさんからは以前もTBをいただいていたような・・・と思って調べてみたら、ちょうど4か月前、私の"Lemon Tree"(蘇慧倫)の文に、webernさんの3月27日の記事からTBをいただいておりました^^

あのとき、私からのコメントでF.I.R.のことを書くと予告していた、まさにそこに、また、webernさんからTBをいただけるとは!

ということで、またまた、ありがとうございます!*^-^*



さて、また予告なのですが・・・

私のBlogで、中華ポップスでは、9月にFaye Wongを取り上げる予定にしています(実は本文が既にでき上がってるのですが、私のBlogでは毎週木曜日に1曲紹介という形式で、当面紹介する曲が多いので9月ごろになりそうなのです)。

また、ご関心がございましたら、ぜひいらしてくださいませ。



私も、あれ以後、webernさんのBlog、ちょくちょく見させていただいております^o^

また、よろしくお願いしますね~♪

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