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音楽全般について 素人臭い能書きを垂れてます
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2010年09月20日 23時59分58秒 | ★ from Twitter
20:16 from TweetDeck
【小津】「東京物語」 紀子三部作の最終作にして、おそらく小津作品でもっとも有名な傑作(昭和28年)。出演陣は笠智衆、東山千栄子、原節子、杉村春子、山村聡、三宅邦子、香川京子といった布陣。
20:23 from TweetDeck
【小津】「東京物語」 高名な作品だが、実は初めて観る。冒頭で展開される息子に会いに来た老夫婦の一家団らん振りからして、ほとんど至宝ともいえる小津パターン。三宅の奥様ぶり、杉村の立ち回りのうまい姉、原節子の嫁が配置など、ほとんど神話的な日本の家庭の情景だ。
20:29 from TweetDeck
【小津】「東京物語」 物語の筋立ては「ひとり息子」や「戸田家の兄妹」のヴァリエーションともいえるものだが、より達観して静的な風情が強く、実に深みのあるドラマになっている。笠と東の老夫婦が実にいいムードを醸しだし、そこに原が華と深い情感をプラスしているのだ。
20:38 from TweetDeck
【小津】「東京物語」 それにしても原は、最高の「日本の嫁」っぷりで際だってチャーミング。原の住む貧しいアパートで、隣で借りてきた酒を振る舞いつつ、店屋物の天丼が届くあたりの最高の神話的情景になっている。
21:31 from TweetDeck
【小津】「東京物語」 本作では原節子はどちらかというと脇にひっこみ、老夫婦がメインとなっているが、中でも東山千栄子が全てを達観したような母親役で、忘れがたい印象を残す。
21:37 from TweetDeck
【小津】「東京物語」 途中、東京駅で老夫婦を送りにいく場面があるが、待合室でみんなが改札の開くを待つ、新幹線がまだなかった頃の、昔懐かしい待合い室の風景だ。あと原のアパートのガラス戸でぐるぐる回して閉める鍵とか、今では昭和の記号となったアイテムも懐かしい。
21:43 from TweetDeck
v【小津】「東京物語」 東山が明日の明け方までも持つかどうかと話すところの、淡々として、かつ万感が胸に迫る場面もいい。これまで小賢しかった杉村が泣き崩れるあたりの演技も、この作品の動的面を表現して余りない。
21:51 from TweetDeck
【小津】「東京物語」 この作品って、けっこうリメイクされているようで、歴代の紀子を演じたのは、芦川いづみ、檀ふみな、市毛良枝、松たか子といった面々らしいのだが、このあたりに日本の理想的な嫁の系譜が見えたりもしないだろうか?。
21:56 from TweetDeck
【小津】「東京物語」 wikiを読むと「家族という共同体が幻想でしかない悲し過ぎる現実を、独特の落ち着いた雰囲気でつづる」とあるが、これは間違っていないとしても、ちとデジタル的な解釈に過ぎるような気がするんだよなぁ、だからなんだということもないのだが。
22:05 from TweetDeck
東山の葬式終わって、みんなで精進料理食うところ、「戸田家の兄妹」にもそういうところありましたけど、みんなで昔を思い出して淡々と語るシーンとかあの淡泊な情感がよかったです。 RT @akimof: 東京見物のバスに揺られるシーンが、なぜか好きです。

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