いやぁ、懐かしい。ここ一週間ほど思い出すと、取り出して聴いているのだが、こんなに聴くのはきっと20年振りくらいに聴くんじゃなだろうか。実に懐かしい音である。本作は四人囃子が74年に発表したデビュー・アルバムだが、私など四人囃子といえば、2枚目の「ゴールデン・ピクニックス」で彼らを知り、そこから遡って本作にたどり着いたという人も多いと思う。むろん私もそのひとりであるが、四人囃子はソニーから再デビューともいえる「ゴールデン・ピクニックス」を、79年に発表した時点で、初期のジャパニーズ・プログレ・バンドとしての音楽的陣容は既に終わりかけており、遡った本作で「本当の四人囃子」を知ったということなのだったろう。
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