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最近買った探偵小説

2006年11月27日 23時11分05秒 | Books
 先般の長期出張中、カーの「三つの棺」と「ユダの窓」をもう何度目かわからない再読したことは前にも書きましたけど、私には何年に一度くらい再読したくなるカーその他の探偵小説というが何冊もあるんですね。中学~高校の頃はひとがとの探偵小説マニアだったので、当時、読んだ数百冊の探偵小説のうちも、なにがしかの作品がそういう風に生き残っているのだと思いますが、クリスティとかはほとんどもう再読する気にならないものの、ヴァン・ダインとかカー、バークリーあたりは何度も再読したくなるののは、きっとトリッキーな設定とか衒学趣味、さしてあざといまでの謎解き指向みたいところが私の好みなんでしょう。

 昔は創元社とかハヤカワの文庫はどこの書店にも沢山おいてあって、カーなと気軽に買えたもんですが、最近は身近な書店ではこの手の作品ではすっかりみかけなくなってしまいました。先の2冊は自宅に残っていましたが、他の大半作品は既に散逸してしまって自宅にないため、「今時、カーなんぞ絶版なんだろうなぁ、あの時人にあげてしまって残念だったなぁ」ぼんやりとと考えるでも考えていた訳ですが、先日、某ネットショップを検索したところ、絶版にはなっておらず、沢山生き残ってました。喜び勇んで、バークリーの「毒入りチョコレート事件」「試行錯誤」、カー「赤後家」「緑カプセル」「アラビアンナイト」などを注文しましたが(ついでに高木彬光の「初稿:刺青殺人事件」も購入、これも待望の本です)、もうとっくに自宅に届いているのですが、この年末年始にでも、じっくりと読もうと、今から虎視眈々と待ちかまえているところであります。
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