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音楽全般について 素人臭い能書きを垂れてます
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WNK / Nachtmusik

2006年11月22日 22時07分46秒 | JAPANESE POP
 前にも書いた記憶がありますが、Winkの音楽は初期のオールディーズっぽい感じから、ユーロビート調、AOR、フォークロック・サウンドといろいろと変わっていくわけですが、個人的にWinkの音楽で一番好きなのはといえば、90年から92年あたりのAOR風なサウンド全面的に出していた時期。つまり、メインのアレンジャーが船山基紀から門倉聡が担当していた頃の音楽です。この時期のWinkの音楽は、バブル最後の輝きを見せていた当時の日本の状況を反映していたのか、歌詞といい、サウンドといい。アイドル歌謡にしてはずいぶんと大人びた音楽をやっていて、その感触はまさにAORそのもの、それを例のかげろうみたいな淡い声でコーラスしていたあたりが、なんともよかった訳です。

 そんな訳で、この時期のアルバム群からベスト盤を作るというのは、それこそカセット、MD、そしてCD-Rと、ここ十数年に移り変わっていったプライートな録音メディアごとにやっている訳ですが、とりあえず昨年作ったCD-R版の選曲がこれ。シングル曲なども入っていますが、地味なシングルのカップリング曲とかがはいっているのは、好みというのもありますが、ひたすら「夜っぽい音楽」というキーワードで選曲しているからです。そういえば、この時期のWinkのアルバムは収録曲がたいてい10曲で、アナログ盤的なA,B面という起承転結をきちんと守った曲順でアルバムが構成されていましたが、こちらは15曲ということで、アナログ盤でいえば、3面分でということになりすか。

 という訳で、ここに収録されたWinkの曲は、クリスマスの時期になって、賑わう外の風景をみながら車など運転していると、何故か聴きたくなってくるもんで、ディスクを取り出してきたをいい機会にちょいととりあげてみました。
 あぁ、そういえば「聖なる夜に帰れない」という鈴木佐智子が歌う曲は、Winkの数少ないクリスマスソングですね。クリスマスというにはちょっと悲しい曲ですが....。


01.あの夜へ帰りたい ~Step Back In Time~ (7th Sapphire -`91)
02.BIG GAME (7th Sapphire -`91)
03.闇夜の逃亡者 ~All Night Long~(7th Sapphire -`91)
04.聖なる夜に帰れない (7th Sapphire -`91)
05.想い出までそばにいて ~Welcome To The Edge~ (single 夜にはぐれてc/w -`90)

06.ニュー・ムーンに逢いましょう (5th Crescent -`90)
07.イマージュな関係 (single 追憶のヒロインc/w -`91)
08.ラストダンスは頬よせて (SS Mode -`92)
09.黙示録 (SA Delphinium -`92)
10.背徳のシナリオ (7th Sapphire -`91)

11.Frou-Frou (8th Each side of screen -`92)
12.ピアスの真相 (8th Each side of screen -`92)
13.All Night Long (5th Crescent -`90)
14.恋愛ギャンブラー (8th Each side of screen -`92)
15.きっと熱いくちびる ~リメイン~ (6th Queen of Love -`91)
コメント
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