魚沼WEBニュース

新潟県魚沼市や周辺市のニュース・情報をお届けします!週刊「魚沼WEBニュース」 ★★ 提携 「小出郷新聞社 」

奇祭「雪中花水祝」

2013-02-16 | インポート

雪の中、新婿15人に神水

Img_7458魚沼市堀之内の奇祭「雪中花水祝」が2月11日、八幡宮境内を中心に行われ、メイン行事の水祝の儀では、15人の新婿に冷たい神水が浴びせられた。
 鈴木牧之の「北越雪譜」の中でも登場する「雪中花水祝」は、前年に結婚した新婿の家を行列が順に回り、新婿の頭から花水(御神水)を浴びせ、夫婦和合、子宝が授かるようにと祈願する神事。明治7年には県から公序良俗に反する旧習だとの達しがあり廃止されたが、昭和63年に旧堀之内町の商工会や観光協会などによって115年ぶりに復活された。
 終日雪が降り続き、寒さの厳しい一日となったこの日、和太鼓の演奏や、よさこいソーラン踊りが八幡宮境内や通りで行われ、新婿を迎える行列が通りを練り歩いた。
 猿田彦命や今年成人する人たちによる巫女、還暦を迎える裃姿の人たちによる行列が賑やかに通りを練り歩き、再び八幡宮に帰ってくると、いよいよメインイベントの水祝の儀。
 百八灯の灯火が取り囲む雪の祭壇に、新婿が一人ずつ呼ばれると、裃の人たちが持った手桶の水が勢い良く浴びせられる。境内の人たちからはワーッと歓声があがり、冷たさに耐える新婿の表情やガッツポーズに会場の声援が送られていた。
 境内ではこの後、祝餅撒与や花火の打上げも行われ奇祭を楽しんでいた。


魚沼市に県災害救助条例適用

2013-02-16 | インポート

豪雪災害対策本部を設置

魚沼市では、守門・入広瀬地域で同市災害対策本部設置基準積雪深を超えたことから1月27日に設置した「魚沼市豪雪対策本部」を、2月12日午前10時に災害対策基本法に基づく「魚沼市豪雪災害対策本部」に切り替え、万一の災害発生に備えることにした。
 また同時に、特に積雪が多い守門・入広瀬地区を対象とする「魚沼市現地豪雪災害対策本部」を守門庁舎に設置した。
 なお同日、魚沼市全域に新潟県災害救助条例が適用された。同条例の適用により、救助として市が実施した障害物の除去に係る救助費用の一部を県が負担する。


市内で除雪ボランティア

2013-02-16 | インポート

小出高校の野球部員

Img_7402小出高校野球部の部員が2月11日、魚沼市内の高齢者宅などを訪問し、除雪のボランティア活動を行った。
 同校野球部は一昨年の新潟・福島豪雨災害の際に被災世帯の片付け作業などのボランティア活動を実施しており、今回も地域のために役立ちたいと豪雪の中、除雪のボランティア活動を行うことになった。
 当日は、部員31人と市社会福祉協議会の職員12人が6つのグループに分かれて入広瀬、守門地区の一人暮らし高齢者や高齢者世帯6世帯を訪問した。
 須原地内の高齢者宅では、家の周りの雪を飛ばした雪の山を崩して低くする作業が依頼され、部員4人と職員2人がスノーダンプを使って雪を移動させていった。
 作業にあたった部員は「除雪作業は慣れています。今朝も家の前をやってきました」と話し、手際よく雪を運んでいた。
 訪問を受けた高齢者は「雪の山が高くなると機械で飛ばせなくなる。去年は自分でやろうとして落ちてケガをしてしまったので、来てもらってありがたい」と部員たちの活動に喜んでいた。


消費者トラブル防止出前講座

2013-02-16 | インポート

被害にあわないために

Img_6982魚沼市では、悪質商法や振り込め詐欺などの被害から市民を守る「消費者トラブル防止出前講座」を2月9日、小出公民館で開催した。
 市内の消費生活サポーターを講師とした講座では、まず、断らないと次々と財産をつぎ込むことになってしまう利殖商法や、会場の雰囲気にのまれて高額な商品を買わされてしまう催眠商法、手を替え品を替え次々と契約を持ちかけてくる次々販売のほか、振り込め詐欺、架空請求などについて説明した後、騙され易さの心理チェックも。
 市民相談センター職員からは市内で実際にあった事例を紹介しながら注意点が説明され後、サポーターによる寸劇も披露された。寸劇は言葉巧みに羽毛布団売りつける内容のもので、「クーリング・オフ」の手続きなどを解りやすく紹介していた。
 魚沼市では、老人クラブなどを対象に同様の出前講座を開催している。講座は30分から60分間程度で少人数でも可。講師派遣費用もかからない。申し込み、問い合わせは市民課市民相談センター《電》792-8844へ。


熱戦繰り広げた国際雪合戦大会

2013-02-16 | インポート

県内外から190チーム参戦

Img_7232小出雪まつり第25回「国際雪合戦大会」が2月10日、魚沼市干溝の県立響きの森公園、雪のコロシアムで開催され、県内外から参戦したチームが雪上でパフォーマンスと熱戦を展開した。
 今大会には大人の部174チーム、子供の部16チームの合計190チームが出場。県外からは北は宮城県、南は鹿児島県まで88チームが参戦した。
 大会は1チーム5人で対戦、各選手男子3ポイント、女子5ポイントの持ち点があり、雪玉が当たるたびに減点、ポイント0で失格となるルール。
 当日は晴れ間ものぞくまずまずの天候となり、会場では4つのコートで一斉に試合が開始され、熱戦が会場を沸かせた。有力チームなどが実力を発揮する中で、趣向を凝らしたコスチュームで会場を楽しませるチームも多く、様々な着ぐるみや、白雪姫などの衣装で登場したチーム、勝敗そっちのけで観衆を笑わせるチームなどが会場を訪れた人を楽しませた。
 また、会場には子ども向けの滑り台、雪国の味覚を提供する鳥追洞ゾーンなどが設けられたほか、ダイナミックな雪上バイクショーが会場を沸かせ、餅つき大会、福餅まきなどイベントも行われ訪れた人たちを楽しませた。
 大会の結果は、大人の部では「ハーロックファミリー」(魚沼市)が優勝、「ジョーカーズ」(同)が準優勝、「Priceless」(同)が3位となり、子どもの部では「ホワイトボーイズA」(魚沼市)が優勝、「若バスターズ」(同)が準優勝、「小出小最後の挑戦」(同)が3位となり、地元チームが上位を独占した。
 コスチューム写真コンテストでは宮城県仙台市から参加した「SZP SPORTSランデ」が優勝。雪のステージでパフォーマンスやPRをして会場を盛り上げる新企画の「JOPPE(じょっぺ)杯」では東京都港区の「CRAZY」が優勝した。
 また、前日の9日には小出スキー場でカーニバルが開催され、ローソクが灯されたゲレンデで、たいまつ滑降やさいの神、福もちまきが行われた。


魚沼市との合同役員会

2013-02-16 | インポート

東京小出会が開催

東京小出会(櫻井洋三会長)は、恒例の魚沼市との新年合同役員会を2月2日、東京・上野精養軒で開催した。
 役員会には魚沼市から佐藤守市議会議長をはじめ、岡部清太郎小出商工会長、三友泰彦魚沼市観光協会長らが出席。東京小出会からは櫻井会長をはじめ16人の役員が出席して意見交換を行った。
 最初に挨拶に立った櫻井会長は「魚沼市の発展の為に今後も協力を惜しまないが、魚沼市に対しては『合同還暦式』の開催を提案したい。これが将来故郷魚沼の再発見や町おこし、更に東京小出会の認知・入会等にもつながって行ければ理想的である。私もまだ会長になって間もないが、皆様のご支援とご協力を引き続きお願いしたい」とあいさつした。
 佐藤市議会議長が市長に代ってあいさつし、スキー場の運営等東京小出会からの援助に対し感謝の気持ちを述べた。また、過疎化対策・自然エネルギー活用・雇用創出・企業の誘致など今、市として取り組んでいる課題等を紹介、これらに対しての協力を要請、「今後も東京小出会からは色々な面でご指導ご支援を賜りたい」と結んだ。
 なお、平成25年度の事業計画のひとつである「第52回定時総会並びに懇親会」は平成25年6月16日(日)に決定。事務局では、是非多くの方々に参加して頂きたいと今から呼びかけている。


パラグアイでの活動を報告

2013-02-16 | インポート

青年海外協力隊員の井口さん

Img_6934JICA(独立行政法人国際協力機構)の青年海外協力隊員として南米のパラグアイに派遣されていた魚沼市中原出身の看護師、井口幸子さん(32)が2年間の任期を終え1月に帰国、2月7日には魚沼市役所を訪れ、大平悦子市長に帰国報告をした。
 海外ボランティアに憧れて青年海外協力隊を受験した井口さんが、パラグアイに赴いたのは一昨年の1月。首都アスンシオンから車で7時間ほどかかるブラジルとの国境に近いサンタリカ市で活動してきた。
 「日本からのボランティア受け入れが初めてだったので、最初は言葉も通じず大変でした」と井口さん。当初は病院で様々な部署をまわって観察、その後、同僚とともに地域の学校を訪問して健康教育を行うとともに、救急患者も多かったことから消防署員と協力して地域で救急法の講習会も開いてきた。
 「パラグアイは野菜よりも肉が安く、肉ばかり食べているので肥満が多い。食事のメインが昼食でステーキを食べることも。珍しいものとしてはワニを食べました」と現地での生活について紹介した井口さん。今後は東日本大震災の被災地で看護師として働くことを希望している。
 「この経験を活かし、周りを冷静に見極め柔軟な考え方で看護をしていきたい」という井口さんに、大平市長からは「2年間お疲れさまでした。苦労されたがその苦労が今後の生活に結びつきます。これからは日本でがんばってください」とねぎらいの言葉が送られていた。


結の灯り

2013-02-16 | インポート

Dsc_0533Img_5305小出スキーカーニバルが開催された9日、小出地区を中心に魚沼市内各地で結の灯りがともされた。四日町の諏訪神社境内でも参道にやわらかな光が並び冬の夜に彩りを添えていた。結の灯りは3月9日まで市民に協力が呼びかけられている。


新潟県市議会議長会が開催

2013-02-16 | インポート

魚沼市で春季定例総会

Img_7495平成25年度新潟県市議会議長会春季定例総会が2月12日、魚沼市で開催された。
 総会には県内20市議会の正副議長、事務局長ら約70人が出席。
 まず、県市議会議長会の酒井正春会長(長岡市議会議長)が「本日、各市から提出された議案はいずれも重要な事項であり、早急な対応が求められる切実な課題でもある。皆さんの慎重な審議を賜り懸案事項の解決に向けて実りある成果が得られるようご協力をお願いします」とあいさつ。
 開催市の佐藤守市議会議長が「本日の総会で提案される議案について、私たちはその実現に向け議長会が一丸となって力強く訴えていく必要があるものと考えます。本日の総会が円満に運営され初期の目的が達成されるようお願いします」とあいさつし、大平悦子市長が歓迎のあいさつを述べた。 
 また、知事の代理として出席した森邦雄副知事が、経済情勢・国際情勢の変化、少子化、医師不足などに対応するための来年度の県の組織づくり、来年度予算編成の方針、公務員の給与削減についての県の考え方などを講話した。
 議案審議では開催市の佐藤議長が議長を務め、同会の25年度予算案などが可決されたほか、各市提出議案では、上越市・糸魚川市・妙高市が提出した「北陸新幹線の建設促進と並行在来線経営確保に向けた支援措置」、魚沼市が提出した「只見線の早期全線復旧」、十日町市・上越市・南魚沼市・妙高市・糸魚川市が提出した「上越魚沼地域振興快速道路の整備促進」の要望など13議案を審議、全議案を可決し、関係機関などに県市議会議長会として要望書を提出することにした。


みんなの力で地域の自然力・魅力アップ・シンポジウム

2013-02-16 | お知らせ

地域の自然力・魅力アップ
3月4日に

 「みんなの力で地域の自然力・魅力アップ・シンポジウム」(主催=南魚沼地域振興局)が3月4日、南魚沼市浦佐のコミュニティホール「さわらび」で開催される。
 シンポジウムは、南魚沼地域で環境や自然を守る活動や地域づくりに取り組む人、農林漁業・観光・商工などの関係者ら様々な立場の人々が情報交換し、連携して地域の環境や自然を良好に保ちつつ、上手に利用して地域振興につなげる方法を考えようと開かれる。
 基調講演では、長岡技術科学大学生物系助教の山本麻希氏が「鳥獣対策をバネに地域活性化に向けて~災い転じて福となる~」、特定非営利活動法人ECOPLUS代表理事の高野孝子氏が「生物多様性を生かした地域づくり」と題して講演する。
 また、下草を刈り払ってサルによる農産物被害を減らした取り組みや、都会の人たちと一緒にビオトープを整備して自然観察をした取り組みなど地域の10団体の発表も行われ、その後は総合討論となる。会場では27団体のポスター発表も行われる。
 13時20分開会。参加無料。申し込みは2月28日までに健康福祉環境部環境センター環境課《電》025-772-8154へ。


記者日記

2013-02-16 | 小出郷新聞コラム

先週末から今週の初めにかけての3連休は魚沼市の恒例イベントや伝統行事が続いた。9日の夜は小出スキーカーニバル。翌10日は小出国際雪合戦。11日は堀之内の伝統行事・雪中花水祝である▼カーニバルの夜、本町の駐車場に車を止めて、歩いてスキー場に向った。アーケード内にはロウソクの灯りが並び、小出橋のたもとには「本町ベルロード」のキャラクターがロウソクの灯りで描かれ迎えてくれた。小出橋からスキー場までの県道沿いにはさらに延々とロウソクの灯りが続いていた。カーニバルでは今回からLEDを使ったたいまつ滑降、花火、さいの神がゲレンデを彩っていた▼10日の国際雪合戦大会は、この時期としては良い天候となり、青空が広がった時間帯もあった。衣装などにも趣向を凝らした参加チームが雪の上で繰り広げる熱戦は見ている人たちも楽しませてくれ、今年も取材しながら大いに笑わせてもらった。寒さをもろともせずに戦い、パフォーマンスを披露する若者たちの姿には、毎回感心させられる▼11日の雪中花水祝は終日雪が降り続く厳しい天候となった。靴下は2枚重ね、使い捨てカイロを持ったり、防寒対策をしっかりとして会場に向った筆者であるが、新婿たちの到着を雪の境内で待っていると徐々に体が縮こまってくる。その一方で会場に到着した新婿たちはお酒が入っていることもあるが元気いっぱい。自分の名前を呼ばれると勢い良く祭壇へと進み、ガッツポーズやパフォーマンスを見せる元気ぶり。降りしきる雪も関係ないようだった▼3年連続で魚沼は豪雪。12日には魚沼市は一部地域で市の災害対策本部設置基準積雪深を超えたことから豪雪対策本部を豪雪災害対策本部に切り替えた。今冬は例年よりも降雪が早く、日常生活での除雪作業にもうんざりしてきており、気持ちも沈みがちであったが、そんな中でも嬉々としてイベントを楽しむ人たちの姿を見て、雪国魚沼の元気を感じることができた3日間であった。


小学校クロカンスキー大会

2013-02-16 | インポート

吹雪の中児童が力走

Img_6962第8回魚沼市小学校クロスカントリースキー大会が2月8日、須原上の山クロスカントリースキーコースで行われ、市内の小学生が日頃の練習の成果を競った。
 この大会には市内の小学校4年生から6年生までの390人が参加。競技はクラシカルで行なわれ、児童たちは5・6年男子が2・6km、5・6年生女子が1・8km、4年以下男・女が1・2kmのコースを力走した。
 この日はあいにくの荒れ模様の天候で、時おり吹雪となる厳しい状況の中で、児童たちは父母らの声援を受けながらゴールを目指していた。結果は次のとおり(3位まで)。
【4年生以下男子】1・2km《1》坂大豪輝(伊米ヶ崎)《2》上村健(同)《3》市井薪(須原)
【4年生以下女子】1・2km《1》南雲結夏(伊米ヶ崎)《2》榎本千奈(須原)《3》山田歩舟(同)
【5年生男子】2・6km《1》星野泰心(広神東)《2》桑原裕亮(伊米ヶ崎)《3》富永悠人(広神東)
【5年生女子の部】1・8km《1》小峯璃捺(広神東)《2》小峯緋理(同)《3》星野桃香(同)
【6年生男子】2・6km《1》本多渚人(広神東)《2》桜井凌平(同)《3》小幡律来(同)
【6年生女子】1・8km《1》高橋琳瑚(広神西)《2》内山陽向(広神東)《3》五十嵐倭子(井口)
【男子リレー】《1》広神東A《2》同B《3》広神西A
【女子リレー】《1》広神東A《2》同B《3》須原A


バスケットボール1年生大会

2013-02-16 | インポート

男子は広神中が優勝

Img_6767第5回魚沼市協会長杯争奪バスケットボール1年生大会(主催=魚沼市バスケットボール協会)が2月2日、堀之内中学校と広神中学校の体育館で開催された。
 この大会は中学1年生と小学生により編成されたチームによる大会。堀之内中学校を会場とした男子の大会には魚沼市内を中心に小千谷市、南魚沼市、十日町市、津南町から8チーム、広神中学校の女子の大会にも8チームが出場し、熱戦を展開した。結果は次のとおり。
【男子】《1》広神中学校《2》津南中学校《3》東小千谷中学校
【女子】《1》小千谷中学校《2》塩沢中学校《3》広神中学校


ジョブカフェうおぬま

2013-02-16 | お知らせ

22日に福祉センターで

若者のための仕事探しのお手伝いと、就職に関する出張相談会「ジョブカフェうおぬま」が2月22日、魚沼市の小出郷福祉センターで開設される。
 対象は39歳位までの就職の相談をしたい人。専任のキャリアカウンセラーが相談にあたる。時間は10時から16時。参加無料。定員5人。申し込みは21日までにジョブカフェながおか《電》0258-38-6181へ。