魚沼WEBニュース

新潟県魚沼市や周辺市のニュース・情報をお届けします!週刊「魚沼WEBニュース」 ★★ 提携 「小出郷新聞社 」

魚沼市が新年度予算案発表

2013-02-23 | インポート

一般会計は2・6%増の256億円

Img_7681魚沼市は平成25年度当初予算案を2月19日、報道関係者に発表した。
 新年度予算案発表にあたり大平悦子市長は《1》持続可能な地域医療体制の確立《2》産業の発展と雇用創出の推進《3》教育力の強化《4》いきいきと暮らし続ける地域づくり《5》次の世代に安心して引き継ぐための取組の5項目を主な施策として掲げ、「持続可能な地域医療体制の確立」については「県立小出病院に代わる新病院の建設に着手するほか、福祉や介護との連携によって地域医療を支える仕組みづくりを推進します。また、食を通じた市民の健康づくりを柱として『食育推進事業』に取り組みます」とし、「産業の発展と雇用創出の推進」については「引き続き水の郷工業団地への優良企業の誘致を進めるほか、『ひとり家庭等の在宅就業支援事業』や魚沼市雇用創出推進協議会の行う研修などにより、求職中の方や起業を目指す方の支援をします」と述べるとともに、「魚沼市版緑の分権改革」をなど各種の農林業振興事業により1次産業での雇用の創出を図るとした。
 「教育力の強化」については「魚沼市子育てビジョン」に基づき、幼児期から青年期までの一貫した教育をさらに推進、学校教育では小中学校の施設整備を進めるほか、少子化が進む中、学区のあり方の再検討、「子ども医療費助成事業」を拡大するなど子育て環境の整備、子育て世代の支援にも取り組むとし、「いきいきと暮らし続ける地域づくり」については「地域との絆推進事業」や「コミュニティ活動支援事業」により、地域で支え合う共助の仕組みを再構築を支援。住環境や生活環境では「住宅リフォーム支援事業」の継続とともに魚沼市独自のコミュニティFM局開局に向けた支援、新たな斎場の建設、し尿・浄化槽汚泥下水道投入施設建設にも着手することとした。
 「次の世代に安心して引き継ぐための取組」としては公共施設の再編、財政健全化計画や定員適正化計画を見直し財政の健全化を進めるとした。
 発表された平成25年度予算案は一般会計が総額250億6600万円で、24年度当初予算と比較して6億4000万円、率にして2・6%の増加となっている。
 歳入のうち市税収入については、0・3%の増の39億5650万円を見込んでいる。地方交付税は1・7%減の119億円。市債は20%減の21億8560万円となっている。
 歳出について主な事業をあげると、地域医療関連では新病院整備事業(病院事業会計)に8億1750万円、新病院開院準備支援事業に2500万円、食育推進事業に100万円、産業・雇用関連では企業誘致対策事業に1440万円、ひとり家庭等の在宅就業支援事業に6400万円、「魚沼市版緑の分権改革」関連の4事業に合計2380万円、環境学習プログラムの受入体制強化と活動プログラムの充実を図る体験型観光推進事業に2000万円を計上している。
 教育関連では、小学校施設整備事業(広神東・広神西・入広瀬)に2440万円、中学校施設整備事業(守門・入広瀬)に1360万円、学区再編計画策定事業に27万円、中学卒業まで対象を拡充する子ども医療費助成事業に8360万円、地域づくり関連では地域との「絆」推進事業に3100万円、コミュニティ活動支援事業に1640万円、市道整備事業に9500万円、消防庁舎建設事業に10億8180万円、住宅リフォーム支援事業に5000万円、コミュティFM局支援事業に900万円、斎場建設事業に1億2140万円、南魚沼市・湯沢町と共同で行う、し尿・浄化槽汚泥下水道投入施設建設に6100万円を計上している。
 なお、一般会計と6つの特別会計、4つの企業会計を合計した予算総額は458億700万円で、前年度当初と比較して25億6400万円、5・9%の増加となっている。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。