魚沼WEBニュース

新潟県魚沼市や周辺市のニュース・情報をお届けします!週刊「魚沼WEBニュース」 ★★ 提携 「小出郷新聞社 」

奇祭「雪中花水祝」

2017-02-21 | 17'魚沼市のニュー...
19人の新婿に神水




 魚沼市堀之内の奇祭「雪中花水祝」が2月11日、八幡宮境内を中心に行われ、メイン行事の水祝の儀では、19人の新婿に冷たい神水が浴びせられた。
 鈴木牧之の「北越雪譜」の中でも登場する「雪中花水祝」は、前年に結婚した新婿の家を行列が順に回り、新婿の頭から花水(御神水)を浴びせ、夫婦和合、子宝が授かるようにと祈願する神事。明治7年には県から公序良俗に反する旧習だとの達しがあり廃止されたが、昭和63年に旧堀之内町の商工会や観光協会などによって115年ぶりに復活され、今年で30回目を迎えた。
 例年雪に見舞われることが多いこの祭り、今年も終日雪が降る寒い一日となった。和太鼓の演奏や、よさこいソーラン踊りが八幡宮境内や通りで行われ、新婿を迎える行列が通りを練り歩いた。
猿田彦命や今年成人する人たちによる巫女、還暦を迎える裃姿の人たちによる行列が賑やかに通りを練り歩き、再び八幡宮に帰ってくると、いよいよメインイベントの水祝の儀。
雪が強まる中、百八灯の灯火が取り囲む雪の祭壇に、19人の新婿が一人ずつ呼ばれると、裃の人たちが持った手桶の水が勢い良く浴びせられる。境内の人たちからはワーッと歓声があがり、冷たさに耐える新婿の表情に会場の声援が送られていた。
境内ではこの後、厄年や還暦の人たち新婿などによる祝餅撒与が行われたほか、花火の打上げも行われ奇祭を楽しんでいた。

魚沼市が知事賞受賞

2017-02-21 | 17'魚沼市のニュー...


新潟県広報コンクール



 平成28年度「新潟県広報コンクール」で魚沼市の広報紙「広報うおぬま」が広報紙の部で知事賞(最優秀賞)を受賞した。広報紙の部での知事賞受賞は2年連続。
 コンクールは新潟県広報協議会が毎年実施しているもの。知事賞に選ばれたのは「魚沼の食」を特集した「広報うおぬま」10月号。特集では魚沼の食材やグルメの紹介をはじめ、食と健康のつながり、市内の学校での取り組み、生産者の意気込み、雪中貯蔵などの食への取り組みなどを市民の声を中心に掲載している。審査員からは「長い特集だが構成に合せてビジュアルも考えられていて、しかも工夫も多く飽きずに読ませる」などの講評が添えられている。
 魚沼市ではこのほか広報写真(一枚写真)の部で11月号の表紙で、鳴倉山山頂より滑空するパラグライダーを写した写真が審査員奨励賞、広報写真(組み写真)の部で7月号の只見線の写真が審査員奨励賞を受賞した。
 広報紙を担当する秘書広報室の皆川泰夫さんは「2年連続の受賞はうれしい。取材にご協力していただいた多くの皆さんのお陰です。これを機会に是非、多くの市民から広報を手に取っていただければ」と笑顔で話していた。
 なお、各部門の知事賞受賞作品は平成28年全国広報コンクールに推薦される。

小出小で雪まつり

2017-02-21 | 17'魚沼市のニュー...
校庭に幻想的な光景




 小出小学校(種村啓子校長・児童435人)では「青空子ども会雪まつり」を2月10日に開催、夕方には児童たちがグラウンドに作った「ミニかまくら」や雪像に火が灯された。
この日は日中雪が降るあいにくの天候となったが、午後から児童たちがグラウンドに思い思いの形のミニかまくらやスカイツリーなどの雪像を作っていった。
NPO法人魚沼交流ネットワークや佐梨コミュニティ協議会もまつりに参加し、同校のオリジナルキャラクター「さけらっ校」の雪像を作ったり、佐梨コミュニティ協議会は会場でココアや甘酒のサービスを行った。
日が暮れると、児童たちのミニかまくらの明かりが闇夜に浮かび上がり、グラウンドに幻想的な風景が広がった。
夕方には雪も止み、一旦帰宅した児童が家族と一緒にやってきて、その眺めを楽しんだり、風景を写真に収めていた。

魚沼市で教育フォーラム

2017-02-21 | 17'魚沼市のニュー...
温かい学級づくりの成果発表



 「温かい学級づくり魚沼市教育フォーラム」が2月13日、魚沼市小出郷文化会館大ホールで開催された。
 魚沼市では、平成26年度から3年間、教育委員会と小中学校の全教職員が力を合せ「温かい学級づくり支援事業」に取り組んできた。
 事業では子どもたちの学力向上と不登校の減少を目的に、学級生活についての子どもの声をQ-Uというアンケート調査で把握して、学級を「支え合い学び合う集団」に育成する取り組みが進められ、この3年間で全学年が着実な学力の伸びを見せているほか、不登校の発生率も平成27年度は県平均を下回るなど成果を挙げてきている。
 フォーラムは、温かい学級づくり支援事業のまとめとして開かれたもので、第1部では学校長をはじめとした教員、入広瀬中学校の生徒、井口小学校の児童、事業を進めてきた教育委員会の担当者が発表を行い、各校の取り組みの様子や成果を紹介。入広瀬中学校の生徒は、自分の主張も相手の主張もどちらも大切にしようというアサーショントレーニングを生徒会で取り組んだことを紹介、「全校生徒の言葉と行動が少しずつ変わっていくのが感じられ、うれしかった」と発表した。
 第2部では同事業の指導者で早稲田大学教育・総合科学学術院教授の河村茂雄氏が対話方式で事業の成果や今後の課題などを語り「Q-U調査は今後とも続けて行うことが必要。この取り組みは持続していくのが大変なのです」と述べていた。

熱戦繰り広げた国際雪合戦大会

2017-02-21 | 17'魚沼市のニュー...
県内外から236チーム参戦


 小出雪まつり第29回「国際雪合戦大会」が2月12日、魚沼市干溝の県立響きの森公園、雪のコロシアムで開催され、県内外から参戦したチームが雪上でパフォーマンスと熱戦を展開した。
 試合を行うコート数を1コート増やし5コートとし、一般の募集数をこれまでの180チームから225チームにした今大会には、県内外から大人の部221チーム、子供の部に15チームの合計236チームが出場した。
大会は1チーム5人で対戦、各選手男子3ポイント、女子5ポイントの持ち点があり、雪玉が当たるたびに減点、ポイント0で失格となるルール。
 当日は雪の天候となり、会場では5つのコートで一斉に試合が開始され、熱戦が会場を沸かせた。有力チームなどが実力を発揮する中で、趣向を凝らしたコスチュームで会場を楽しませるチームも多く、様々な着ぐるみやアニメのキャラクターなどの衣装で登場したチーム、勝敗そっちのけで観衆を笑わせるチームなどが会場を訪れた人を楽しませた。
また、会場には雪国の味覚を提供する「うまいものストリート」、雪洞ゾーンが開設、コスプレ写真コンテスト、大抽選会、餅まきなども行われて大会を盛り上げていた。
大会の結果は、大人の部では「激さむぶるぶる丸♪」(群馬県太田市)が優勝、「morningkick」(魚沼市)が準優勝、「堀之内野球クラブ」(同)が3位、「魚沼空ディスターズ」(同)が4位となり、子どもの部では「侍ファイブ」(魚沼市)が優勝、「五十沢ガール」(南魚沼市)が準優勝、「みのりごん」(東京都大田区)が3位、「森のくまさん」(魚沼市)が4位となった。
実行委員長特別賞は「カイセ工業A・Bチーム」(魚沼市)、審判長特別賞は「ミートテック同好会」(新潟市南区)に贈られた。
 コスプレ写真コンテストは今回、部門別に表彰。クオリティー賞は「Frostbite」(群馬県前橋市)、キャラクター賞は「山之手ランRUNラン」(魚沼市)、プリティー賞は「なめこたんカレー」群馬県吉岡町、オリジナリティー賞は「休肝日の妻たちへ」(新潟市中央区)がそれぞれ選ばれた。