魚沼WEBニュース

新潟県魚沼市や周辺市のニュース・情報をお届けします!週刊「魚沼WEBニュース」 ★★ 提携 「小出郷新聞社 」

ボランティア「スコップ」

2017-02-01 | 17'魚沼市のニュー...
高齢者宅で除雪作業




 新潟県が県内外に広く募集している除雪ボランティア「スコップ」による高齢者世帯等の家屋周りの除雪活動が1月21、22の両日、魚沼市大栃山で行われた。
 除雪ボランティア「スコップ」は、県内の雪処理の担い手が不足する地域での要援護世帯などの雪処理の負担軽減、都市との交流拡大、地区内のつながりの強化を目的に平成10年度から新潟県が県内外に広く募集しており、昨年12月現在で1864人が登録、このうちの約6割が県外からの登録となっている。
 豪雪地である魚沼市では毎年受け入れを行っており、今年も1月21日から2月26日まで6回の受け入れを予定している。
 今回の活動には県内外から21人が参加。農林会館で行われたオリエンテーションでは県地域政策課の職員が「皆さんの活躍ぶりには頭が下がります。ボランティアだけでなく地域の人と交流して魚沼の魅力に触れ、年間を通じた交流をお願いします」とあいさつ、地元の担当者から日程の説明などが行われた。
 この後参加者は大栃山地内の高齢者宅へ移動、家の周りにたまった屋根から落ちた雪の除雪作業を行った。
 山梨県甲府市から参加した山岡壮志さん(43)は「雪が見たい」と4年前から「スコップ」に参加、今回が6回目の活動。「雪が見られるのはこの時ぐらい。夜の懇親会も楽しみ」と笑顔を見せていた。
 また、今回は除雪技術の向上を図る「スキルアップ講習会」も活動に併せて開かれた。講習では、除雪作業の基礎を習う初級に6人、屋根雪下ろしの技術を学ぶ中級を7人が受講。越後雪かき道場指南役、野村防災の野村祐太さん、野村卓也さんを講師とした講習では約1時間の座学に続いて実技が行われ、中級の講習では安全帯をつけての屋根の雪下ろしも体験していた。





野生動物問題とビジネスチャンス

2017-02-01 | 17'魚沼市のニュー...

長岡技科大が技術開発懇談会

 長岡技術科学大学の平成28年度「技術開発懇談会」が1月19日、堀之内公民館で開催された。
 技術開発懇談会は、地域社会との連携・交流を深め、より積極的な技術開発等の推進につなげようと同大が毎年、県内各地で開いているもの。
 今回の懇談会では同大生物機能工学専攻准教授の山本麻希氏が「野生動物問題とそこに見出すビジネスチャンス」と題して講演、市内から参加した24人が耳を傾けた。
 山本氏はこの日の講演でシカ、イノシシ、サルなど野生動物による農林水産業の被害や人的被害の状況やその対策について紹介。被害対策の3本柱として、野生動物の数を管理して被害を減らす「個体群管理」、電気柵などで農作物を守って被害を減らす「被害防除」、集落周辺の森林の伐採等による「生息地管理」の3点を示した。
 イノシシについてはその繁殖特性から「減らすには7割以上の捕獲が必要」とし、具体的な捕獲の方法などについて説明した。
 また、被害防除のメインとして電気柵を紹介するとともに、サルやクマの新しい警戒システム、レーザー光を用いたカラスの飛来防止装置、ドローンでのカワウ対策なども紹介し、今の科学技術を利用した里山の循環利用についても説明していた。
 講演に続いては大学と参加者による情報交換会も開かれた。

雪と灯りでアートを

2017-02-01 | 17'魚沼市のニュー...

コンテストの作品募集



 魚沼市では、雪を利用したロウソクの灯りアート作品の出来栄えを競う第11回結の灯り「魚沼雪洞(ゆきんどう)まつり」アートコンテスト」が今年も実施される。
 「結の灯り」実行委員会の主催、魚沼市共催。魚沼市内で1月1日から3月12日までに制作された雪を使ったロウソクの灯りアートが対象で、作品の大きさ、応募点数に制限はない。
 応募は、雪とロウソクの灯りによる作品を写真に撮って申し込むことになっており、規格は作品の大小に関わらず四つ切(ワイド可)またはデジタルカメラカラープリントA4。その他に側面などアピールしたい写真の添付可(サービス判など)。
一般部門とファミリー部門が設けられ、金賞には賞金2万円(ファミリー部門1万円)、銀賞には賞金1万円(同7千円)、銅賞には賞金5千円(同5千円)が贈られるほか、審査委員長特別賞などが選ばれる。
審査員は画家の早津剛氏を審査委員長に行われる。参加費は一般2000円、ファミリー1000円。
応募は、応募先などに用意してある所定の応募用紙に必要事項を記入し写真の裏面に添付して「結の灯り」実行委員会事務局(〒946-0041魚沼市本町1-2・NPO法人魚沼交流ネットワーク内)または(一社)魚沼市観光協会(〒946-0075魚沼市吉田1144)へ。応募締め切りは3月18日(必着)。
審査結果は4月に入賞者に直接通知されるほか、本紙などで発表される。問い合わせはNPO法人魚沼交流ネットワーク☎792-1336、(一社)魚沼市観光協会☎792-7300まで。

※写真は昨年金賞を受賞した上条コミニュティ協議会の作品


3市町が共同で運動展開

2017-02-01 | 17'魚沼市のニュー...
宴会での食べ残し減らそう



 魚沼市、南魚沼市、湯沢町では食品ロスの削減を推進するため今年度から共同で「食べ残しゼロ運動」を実施している。
 この2市1町では、新たなごみ処理施設を共同で建設する計画が進められており、ごみの減量化についても共同で取り組むもの。
 まだ食べられるのに捨てられている食べ物、いわゆる「食品ロス」が日本では年間約632万㌧(家庭系約302万㌧、事業系約330万㌧)とされており、1人当たり茶碗約1杯分の食べ物が毎日捨てられていることになる。
 「食べ残しゼロ運動」は、食べ残しなどにより発生する生ごみの削減を推進するため飲食店や宿泊施設などに協力を依頼して実施されており、特に宴会の食べ残し量は、ランチ・定食の5倍と言われることから「宴会の予約時には、参加者の年齢層や男女比、好みや食べられる量を伝えましょう」、「宴会時は、開始から15分程度は席を立たず、料理を楽しみましょう」、「お開きの前の10分間は席に戻り、食べ残しをなくして気持ちよくお開きにしましょう」などの取り組みが呼びかけられている。
 また、宴会時は幹事の一言で食べ残しが減ることから「そろそろお開きの時間が近づきました。お席に戻って目の前のお料理を食べつくして、気持ちよくお開きにしましょう」など幹事への声掛けの協力も呼びかけている。
 3市町では運動の啓発のためポスター、コースター、幹事用チラシを作成し協力店を募集しており、魚沼市ではこれまでに8店が協力店となっている。運動についての問い合わせは環境課廃棄物対策室☎025-792-3055へ。

魚沼市消費生活センター

2017-02-01 | 17'魚沼市のニュー...
今年4月の開設を予定



 魚沼市では、消費生活相談や苦情処理を行う「魚沼市消費生活センター」を今年4月、市民課(市民相談センター)内に開設することにしている。
 「消費生活センター」は、地方公共団体が設置し、事業者に対する消費者の苦情相談や消費啓発活動、情報提供を行う機関。平成21年度に消費者庁が発足、消費者安全法が施行され、消費生活センターは都道府県県では設置義務、市町村では努力義務となっており、現在県内の市町村では8市1町で設置されている。
 魚沼市では、平成19年度に市民相談センターが開設以降、市民からのあらゆる相談を受けているが、このうちの消費者相談の割合は年々増加している。また、市に消費生活センターを設置していないことから、市民が新潟県消費生活センターを利用する頻度が高くなっていた。
 消費生活センターでは、悪質商法への対応、クーリングオフ補助、業者へのあっせん対応、多重債務等の借金相談など「消費生活相談及び苦情処理」や、特に高齢者、若年層をターゲットにした出前講座等を魚沼市消費者協会と連携して実施するなどの「消費生活の啓発」、「消費生活に関する情報収集及び提供」などの業務を行う。今後条例の整備などの準備を進め、4月1日開設の予定。
 市単独で消費生活センターを設置することで、これまで以上に市民の消費者トラブルの予防、解決に向けて迅速に取り組むことができることが期待される。

2月に「うおぬま市民大学講演会」

2017-02-01 | 17'魚沼市のニュー...
友近890さんを迎え


第2回うおぬま市民大学講演会が2月18日、魚沼市小出郷文化会館小ホールで開催される。
 市民大学の第1部は第12回「ありがとう作文コンクール」の優秀賞発表会。このコンクールは、日ごろの両親や家族、地域の人たちへの「ありがとう」の気持ちを作文につづることで、子どもたちの感謝の心をつちかい、感謝の気持ちを大切にしてもらおうと毎年行われており、今回は市内児童から1047点の応募があった。発表会で優秀賞の表彰と発表が行われる。
 第2部の講演会では、書道家シンガーの友近890(やっくん)さんが「家族・愛・命・人生」~歌&書道パフォーマンスライブを行う。
 友近さんは1979年生まれ。愛媛県出身。歌いながら書道をする日本唯一のシンガーソングライター。28歳から音楽活動を開始し、書道家としては美術年鑑にも登録されている。東日本大震災の被災地ライブを経て、日本一周をしながら全国各地の福祉施設・学校などに出向いて、年間150施設以上(1万人)に歌と笑顔と元気を届けている。
 13時受付開始、13時30分開会。参加料は500円(高校生以下無料)。当日は保育ルーム(利用費用1人200円)も開設される。申し込みは2月13日までに生涯学習課☎794-6073へ。