先日の日記で、GGIは第一審で敗訴してしまった市側が控訴審にむけて新たに大量に提出した証拠書類の一部に無理やり目を通していると記しました
たいていの場合、一審で必要な証拠書類は出されているはずですから、控訴審になったあらためて出すに値するほどの有力は反論となりうる証拠書類がどっさりあるとはとうてい考えられません。
まあ、物量作戦で相手を混乱させよう、新たに提出した証拠書類をネタに屁理屈をこねようというのでありませう。GGIがざっと目を通しましたところ、どうも提出するための証拠書類をていねいに吟味・選択したようには思われません、なんでもいいから少しでも関連のありそうなものを証拠書類として出しておけ、という感じであります
では大半が無意味であると思われるショモない証拠書類に、なぜ強制読書により目を通す必要があるのでしょうか
それは相手が調子に乗ってよく考えもせず内容もろくにチェックせずに提出した証拠書類の中に市民側に有利な材料が紛れ込んでいる可能性があるからです、そういう箇所が見つかればとてもラッキーです、相手が出した書類の中にこちらに有利になるような材料が転がっていれば、証拠能力は抜群、市民側に有利になるからです、いわばGGIは灰の中からダイヤモンドを見つけ出そうと強制読書に耐えているのです
(そういえば「灰とダイヤモンド」というポーランド映画の名作がありましたねえ、テロリスト・マチェック役を演じたチブルスキー、いい俳優でした、しかしわずか40歳で走り出した列車に飛び乗ろうとして事故死・・・でも今夜は脱線する余裕がありませぬ)
ですから強制読書というのはいわばあらさがしであります、上げ足をとるための材料を相手側の資料からほじくり出すことなのです
GGIは人格高潔とまではいきませぬが決して不潔ではありません、したがいました他人のあらさがしをするという趣味は持ち合わせておりませぬ、しかしながら、公正で透明性の高い質の良い行政の実現のためには個人的な趣味にこだわってはおられませぬ、やむなく他人のあらさがしをするのであります、苦しき日々であります
写真は強制読書中の新規証拠書類の一部です
写真をクリックしてご覧になるにはおよびません
グッドナイト・グッドラック!