今日、久しぶりにJR湖都駅前の本屋さんに立ち寄りました
駅前再開発のために立ち退きを迫られ、1月末に休業入り
シャッターが下ろされていました
やはり、いざこうして閉められてしまったお店を目にしますと何とも寂しいものです
ひとけのないお店に足を踏み入れました
まだ整理のついてない本が本棚のところどころに残っております
奥に声をかけましたら店主のおばさんが出てきました
いずれ市が用意するはずの仮住まいの場所に引っ越さなければなりませんのでお店の中だけでなく住まいのほうも整理しなければならず、ほんまにたいへんや、市の都合でこんなことになるなんてと女主人
この女性オーナーはこの建物の4代目の住人とのことであり、そのためどっさり古いものが残っております
中庭には立派な石灯籠に井戸
今まで水道水だけではなく中庭にある井戸の水も使っていたそうです
それで、市が用意する替地には井戸を掘ってくれなければこまると言ったところ、市の方は掘ることは掘るけれども水が出るかどうかは保証できないと答えたそうです
中庭にある立派な石灯籠は、比叡山の麓、お寺の庭園などの手入れをしている庭師さんが預かってくれることになったとの話、
立ち退き期限は5月末だったのがひと月伸びて6月末になった、でもそれまでに家の整理や後始末ができていなければ、また延ばしてもらわないかんなどと、この店主のおばさん、慌てる気配はありません・・・
写真はシャッターが下りてしまった駅前の本屋さんです
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グッドナイト・グッドラック!