昨日はときおり雪がちらつく寒い一日でした。冷えるなあと思いながらJRの駅前を通りかかりましたら、古くからあるいつもは開いているお菓子屋さん、スイーツ中心のケーキ屋さん、シャッターが降りています。
シャッターに何か貼り紙、臨時休業かなにかのお知らせかなあと思って近づいて見てみましたら、そうではありません、閉店のお知らせでありました・・・・
今日の写真はこの貼り紙を撮ったものです。よろしければクリックしてご覧になってください。
「諸般の事情」により昨年末12月30日で閉店やむなきに至ったとのこと、また「創業以来60年」云々と書いてあります。60年前といえば昭和33年(1958)、GGIがまだアホ丸出しの田舎高校生のころです・・・・
まだいわゆる「高度成長」といえるほどではない、豊かではないけれどもう死ぬほどには貧しくないあの頃、洋菓子やケーキとは言っても「スイーツ」などという言葉はなかったなあ・・・
いろいろお世話になったのでありました・・・このケーキ屋さん、なかなかおシャレな建物であり、二階では小奇麗な喫茶店も営んでいました。GGIはお菓子売り場よりもこの喫茶店のほうにお世話になったのです。勝手に「カフェ・ヨッサリアン2」と命名して愛用していたのでした。
でも、この二階の喫茶店は何年か前にやめてしまい、いまでは学習塾になってしまっています。喫茶店がなくなったとき、惜しいなあ、やはり世の中いろいろたいへんなのだなあとは思っていたのですが、このたびの閉店・・・何か残念なだけではなく、時代の移り変わりに寂しい気がいたします
かつてこのケーキ屋さんの外観を写真に撮って別のブログに掲載しておりますので、よろしければクリックしてご覧になってください。十年ほど前の写真、雪の日に撮ったものです。このお店、経営しているのはヤマダヤさんですが、写真でみますとMargueriteとも記されています。愛称でありませう・・・
蛇足ですが、この単語、英語でありマーガレットのことですが、スペイン語のマルガリータはテキーラをベースにしたカクテルの名前です。いまでも高校のころがあまり進歩していないアホ老人であるGGIはこの綴りが英語でありマーガレットのことではあると知らずに、ずっと「マルガリータ」と思い込んでおりました、まことに恥ずかしきことでございます
二階にあったこの喫茶店の大きな窓からは駅前の広場を見おろすことができました。いつもGGIはこの広場を見おろすことができる席に一人鎮座、紫煙をくゆらせ駅前を行きかう人や車を眺めながら沈思黙考、すなわち孤独を味わっていたのです・・・
二階からの眺めをこのブログの2013年10月23日の日記に掲載しておりますので、よろしければクリックしてご覧になり、GGIがどのように孤独を味わっていたかを御推察していただければ幸いです。
喫茶店ではケーキはあまり口にしませんでしたが、コーヒーはケーキに合うように濃いめであり、いい香りが漂い、とてもグッドでありました。
いつであったか、これも一度この日記に書いたことがあるのですが、あるときこの喫茶店の責任者というのでせうかマスターというのでせうか、喫茶店を仕切っているGGIよりは少々年下ではないかと思われる人物に見事に人まちがいされたことがあります。
ある日、コーヒーを飲み終わり席をたちレジでおカネを払おうとしましたら、このマスター氏、何か意を決したような表情で曰く
「あのう・・・高校でいっしょだった○○君でしょう!!」
えっ!・・・青天の霹靂どころではあませぬ、まったくの想定外の事態、GGIは一瞬絶句・・・
レジのカウンターを挟んでの至近距離、しかも正面からGGIの顔を見つめての言葉です。よっぽど似ていたのでありませう。人違いですよと答えたときのマスター氏の落胆ぶりは気の毒で見ていられませんでした。
もう、落胆と恥ずかしさが混然一体となって身の置き所がない・・・
以前からGGIがこの喫茶店にくるたびに、高校時代の友人に良く似ているなあと思っていて、この日、意を決してGGIに問いかけたようでありました
「ゴメン、人違いです・・・でも、誰でも世界には自分のソックリさんが三人はいるといいますから・・・」と慰めたのですが・・・・
遠き日の思ひ出です
もともとGGIはスイーツ愛好家ではないのですが、最近は某知人宅を訪問するとき、おいしそうな満艦飾のスイーツを買っていくことにしております。知人宅にはスイーツ大好き・スイーツ命という「花の女子高生」(と本人が自称しています)がいるからです。
でも、このお店が閉店となってしまいましたので、もうそのようなわけにはいきませぬ・・・
ヤマダヤさん、諸般の事情とはいえ、とても残念です。残念の極みです。ほんとうにお世話になりました。あらためて心から感謝申しあげます、お元気で・・・
なもあみだぶ・なもあいだぶ・なもあみだぶ・・・
グッドナイト・グッドラック!
シャッターに何か貼り紙、臨時休業かなにかのお知らせかなあと思って近づいて見てみましたら、そうではありません、閉店のお知らせでありました・・・・
今日の写真はこの貼り紙を撮ったものです。よろしければクリックしてご覧になってください。
「諸般の事情」により昨年末12月30日で閉店やむなきに至ったとのこと、また「創業以来60年」云々と書いてあります。60年前といえば昭和33年(1958)、GGIがまだアホ丸出しの田舎高校生のころです・・・・
まだいわゆる「高度成長」といえるほどではない、豊かではないけれどもう死ぬほどには貧しくないあの頃、洋菓子やケーキとは言っても「スイーツ」などという言葉はなかったなあ・・・
いろいろお世話になったのでありました・・・このケーキ屋さん、なかなかおシャレな建物であり、二階では小奇麗な喫茶店も営んでいました。GGIはお菓子売り場よりもこの喫茶店のほうにお世話になったのです。勝手に「カフェ・ヨッサリアン2」と命名して愛用していたのでした。
でも、この二階の喫茶店は何年か前にやめてしまい、いまでは学習塾になってしまっています。喫茶店がなくなったとき、惜しいなあ、やはり世の中いろいろたいへんなのだなあとは思っていたのですが、このたびの閉店・・・何か残念なだけではなく、時代の移り変わりに寂しい気がいたします
かつてこのケーキ屋さんの外観を写真に撮って別のブログに掲載しておりますので、よろしければクリックしてご覧になってください。十年ほど前の写真、雪の日に撮ったものです。このお店、経営しているのはヤマダヤさんですが、写真でみますとMargueriteとも記されています。愛称でありませう・・・
蛇足ですが、この単語、英語でありマーガレットのことですが、スペイン語のマルガリータはテキーラをベースにしたカクテルの名前です。いまでも高校のころがあまり進歩していないアホ老人であるGGIはこの綴りが英語でありマーガレットのことではあると知らずに、ずっと「マルガリータ」と思い込んでおりました、まことに恥ずかしきことでございます
二階にあったこの喫茶店の大きな窓からは駅前の広場を見おろすことができました。いつもGGIはこの広場を見おろすことができる席に一人鎮座、紫煙をくゆらせ駅前を行きかう人や車を眺めながら沈思黙考、すなわち孤独を味わっていたのです・・・
二階からの眺めをこのブログの2013年10月23日の日記に掲載しておりますので、よろしければクリックしてご覧になり、GGIがどのように孤独を味わっていたかを御推察していただければ幸いです。
喫茶店ではケーキはあまり口にしませんでしたが、コーヒーはケーキに合うように濃いめであり、いい香りが漂い、とてもグッドでありました。
いつであったか、これも一度この日記に書いたことがあるのですが、あるときこの喫茶店の責任者というのでせうかマスターというのでせうか、喫茶店を仕切っているGGIよりは少々年下ではないかと思われる人物に見事に人まちがいされたことがあります。
ある日、コーヒーを飲み終わり席をたちレジでおカネを払おうとしましたら、このマスター氏、何か意を決したような表情で曰く
「あのう・・・高校でいっしょだった○○君でしょう!!」
えっ!・・・青天の霹靂どころではあませぬ、まったくの想定外の事態、GGIは一瞬絶句・・・
レジのカウンターを挟んでの至近距離、しかも正面からGGIの顔を見つめての言葉です。よっぽど似ていたのでありませう。人違いですよと答えたときのマスター氏の落胆ぶりは気の毒で見ていられませんでした。
もう、落胆と恥ずかしさが混然一体となって身の置き所がない・・・
以前からGGIがこの喫茶店にくるたびに、高校時代の友人に良く似ているなあと思っていて、この日、意を決してGGIに問いかけたようでありました
「ゴメン、人違いです・・・でも、誰でも世界には自分のソックリさんが三人はいるといいますから・・・」と慰めたのですが・・・・
遠き日の思ひ出です
もともとGGIはスイーツ愛好家ではないのですが、最近は某知人宅を訪問するとき、おいしそうな満艦飾のスイーツを買っていくことにしております。知人宅にはスイーツ大好き・スイーツ命という「花の女子高生」(と本人が自称しています)がいるからです。
でも、このお店が閉店となってしまいましたので、もうそのようなわけにはいきませぬ・・・
ヤマダヤさん、諸般の事情とはいえ、とても残念です。残念の極みです。ほんとうにお世話になりました。あらためて心から感謝申しあげます、お元気で・・・
なもあみだぶ・なもあいだぶ・なもあみだぶ・・・
グッドナイト・グッドラック!