一昨日の夕方、スーパーに行きましたら、きれいな水カレイが売っていました。水カレイはGGIの好物です、大好きです。
他のカレイはそれほど好きというほどではないですが、水カレイを上手に焼いて食しますとなかなか美味です。でも、どういうわけか最近はあまり見かけませぬ、それにたまに見かけても結構ケッコウなお値段であり、GGIが買ったのも一匹三百数十円也でありました
でも、こんがり焼きあがった水カレイ君はやはり期待にたがわず美味、GGIは大満足でありました。
食べ終わってから、ときどき巡回してくるネコ君にでも食べさせようと、残骸を勝手口の前に捨てておきました。GGIは魚の食べ方が上手であるとは申せまぬ。ですから、残骸には頭や尾ヒレの部分、背中やお腹のギザギザした部分など、まだ食べられる部分が十分に残存しております。
そして昨日の朝、勝手口の前をのぞいてみましたら、GGIが捨てておきましたカレイの残骸は、まことに見事に、きれいさっぱりべつくされており、白い骨だけが鎮座しているのを発見いたしました。どこかのネコ君が夜中に食べていったのでありませう。
今日の写真はネコ君が食べていった後に残されていた水カレイ君の骨を撮ったものです。写真をクリックしたご覧になりネコ君のきれいな食べっぷりをご確認くださいませ
写真でお分かりいたけますように、GGIの見苦しい食べ散らかしぶりとは比べものにならない見事にきれいさっぱりの食べっぷりです。残されたのは骨だけ、見事な造形美を呈しております
GGI、この見事な食べ方に心から感心するとともに、この食べっぷりを目撃する前にこの日記に書きました近所の黒ネコ君の屁理屈のことを思い出しました。彼はあの日記で「われわれネコは神の思し召しにより働かないことにしているけれど、別に人間に食わしてもらっているわけではない。それは大いなる誤解であり、われわれネコは人間を喜ばすために、人間がくれる食べ物を食べてあげているのだ。だから、われわれはボランティア活動を行っていることになるのだ」という意味の屁理屈をこねておりました。
そして黒ネコ君の屁理屈にはあきれてしまったのでありますが、GGIはこの今日の写真でお見せしたネコ君の見事にきれいな食べっぷりを目撃して、思わずつぶやいたのでありました。
「ネコ君、きれいに食べてくれてありがとう。黒ネコ君よ、君の言っていたことはヘリクツなんかではなかったのだ。君たちはほんとうにリッパなボランティア活動をしているんだ。GGIはここに君への悪口を撤回し、慎んで陳謝するとともに、心からの感謝の意を表します」
黒ネコ君のヘリクツのことなんかもう忘れたという方は以下のサイトをご覧くださいませ。
http://blog.goo.ne.jp/ugugggi/d/20170426
そして昨日の夕方、あの黒ネコ君が通りかかりましたので、これはいい機会だとGGIはカクカクシカジカで君には感謝していると申しましたところ、彼はのたまひました
「GGIのオッチャン、何のこと言ってるんや、さっぱり分からん。あのなあ、その水カレイの残骸食べたのはボクやない、別のネコや。食べたのはきっと最近このあたりで大きな顔している毛並がグレーのノラ猫のヤロウや。あんな野郎にそのようなもの食べさせたのならボクにも何かうまいもの食べさせてくれ、安物の魚肉ソーセージなんかはあかん。できればおいしいサワラなんか食べたいなあ、だめなら上等のウルメイワシでもええけど」
「コラッ、いい気になるな!」
グッドナイト。グッドラック!