私たちは八重葎庵のガーデンで暮らしている植物です、今日はこのガーデンで暮らす私たちの声をお届けしたいと思います
初夏の午後、明るい光がさんさんと庵のガーデンに降り注いています
よろしければ今日の写真をクリックしてご覧くださいませ
庵に主であるGGIさんは、すべてあるがままに、オレは徹底した環境主義者だなどと称してガーデンの手入れをほどんどしません、ときおり気まぐれに「このカラミティ・ジェーンめ」と垣根にバッコしている蔓を引き抜いたりはしますが・・・
それに私たちを養っているつもりでしょうか、ときおり「カエサルのモノはカエサルへ、自然のモノは自然へ」なとど言いながら、台所のゴミや食べ残しなどをガーデンにまき散らします
また、ガーデンに勝手に入り込んきてわがもの顔で寝そべったりしている隣家のネコやノラ猫などを目にすると、GGIさんは何かネコどもに説教したりしています
「あのなあ、あの大空にぽっかりとアホみたいに浮かんでいる白雲もそうやけど、君たち一日中ノーテンキにうろうろしているだけやろ、たまには何のために生きているのか、ちょっとは考えたらどうや」
「GGIのオッチャン、そんなエラそうなこと言える身分でじゃないでしょ、よけいなお世話、自分のことを考えなさい、ボクらは神の御心のままに生きているのです!」
庵の主は外出するときは写真の奥の細道から姿を現し、ノロノロと手前のほうに歩いてきて、ガーデンに面している大通りへと向かいます
そしてガーデンの草を押し分けてあるきながら、なにかいつも草々に向かってブツブツつぶやいています
「あのなあ、君たち勝手にあっちこっちにバッコするのは自由やけど、それにしても節度というものがあるやろ、節度というものが・・GGIさまが通る道ぐらいあけておいたらどうや・・」
でも草々一同は、GGIのオッサンのイチャモンには慣れっこになっておりますので、涼しい顔してどこ吹く風に吹かれております
グッドナイト・グッドラック!