UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

わが命のあるうちに宜野湾市にわが土地を買い取ってほしいけれど・・・

2015-06-01 01:32:41 | 日記

先日、沖縄の宜野湾市から手紙が届きました、なんだろうと思って開封しましたら、紙切れが一枚・・・

 今日の写真はこの紙切れを撮ったものです、よろしければクリックしてご覧くださいませ

 この紙切れ、冒頭に、宜野湾市および沖縄県からのお知らせ「軍用地(普天間飛行場)の買い取りについて!」と大きく記されていました、

GGIは普天間基地内に若干の、まったく若干の土地を所有していますので、あなたもこのお知らせの対象者ですよというお知らせでありましょう、でもこのような制度がすでに作らているとはGGIはちっとも知りませんでした

 普天間基地が返還された後の跡地に新たなまちづくりを行うための土地を確保することを目的とした、法律に基づく土地の先行取得事業とのことです

 普天間基地の返還については、20134月に日米両政府は、2022年またはそれ以後に返還することで合意したとされています、もちろんこの返還は、普天間基地を名護市辺野古に移転することが前提となっています

 みなさんもご存知のように、名護市辺野古における米軍の基地建設はこの先どうなるかわかりませぬ、今日、翁長沖縄県知事が訪米して米政府高官に辺野古の基地建設反対を伝え協力を要請することになっていますが、すぐには大きな成果が期待できないでありませう

 GGIの考えますところ、辺野古基地の必要性なんてとても怪しげなものです、だいたい軍事的にどこに基地が必要かなどという問題は状況次第でどうでもなるのです、適地が確保できなければできないで何とかなってしまうのです、逆に言えば、適地が確保できたらできたで、とにかく基地を作ろうとするのです、ですから、オキナワは米軍の、日米安保における戦略上のキーストーン(要石)なんていうことがもっともらしく喧伝されていますが、これはデタラメ、たいした根拠はありません、オキナワがなかったならば、米軍はどこか別の場所にテキトーに基地を設けるか、あるいは基地を設けないだけのことなのです

要するに安全保障についての論理や理論というものは、きわめてご都合主義でデタラメ、どうにでもヘリクツをこねることが可能なのです

 デタラメぶりの実例を一つ挙げておきませう、かつてフィリピンにアジアにおける最大の米軍基地、クラーク空軍基地が存在していました、しかし1991年に火山が爆発し基地の使用が困難になったと思ったら、米軍は、代替基地を求めることなんかせずに、さっさとこの基地をフィリピンに返還してしまいました、そのあとクラーク基地がなくなってしまったので米軍が困っているなどという話は聞いたことがありませぬ。どうでもなるのです、ですから辺野古に代替基地が確保できなくも、ほんとうのところは米軍は何ともないのです

 それに、いつのことであったか忘れましたが、毎日新聞が辺野古基地の必要性について現場の米軍将校たちに問いただしたところ、以下のようなデタラメ極まる答が返ってきたと報じておりました

 「辺野古の基地がなぜ必要かだって?これはグッド過ぎるクエスチョンやなあ・・・まあ、そやなあ・・・たとえば北朝鮮が崩壊したときにいち早く核兵器を押さえるために、至近距離の辺野古から発進するとかさあ、いろいろ・・・」

 まったくの思いつきの答、見事なデタラメぶりであります、オキナワの米軍基地をめぐる話はこのようにデタラメ話のてんこ盛りではあります、しかしながら、だからといって辺野古基地問題の解決の糸口がみつかるわけではありませぬ・・・・

 かようなしだいでありますので、わが存命中にわが土地を宜野湾市に買い上げてもらえるかどうかなどと、自分の都合だけで沖縄の基地問題を考えている不謹慎なGGIでございます

 グッドナイト・グッドラック!