ソウルでの朝食

　東急インホテルでは朝食が出ます。まあ、簡単なお握りとかパン、スープにコーヒーとジュース位でしたか。お腹はいっぱいになりますよ。好きなだけ取れますからね。でもせっかくなんでも安くて美味しく食べられるこの国へ来て勿体ないですよね。それでホテルのサービス朝食はパスして町へ出ます。

　御飯とか定食と言いますか、まあ5000ウォンもあれば食べられますからね。今なら400円もしませんよね。スンドウブチゲとかテンジャンチゲとかね。まあ、味噌汁が主であとサービスのおかずが3から5種類も着いてね、朝から一杯も楽しいですよね。二日酔いならへジャンクとかね。納豆味噌で作った味噌汁、チョングッチャンチゲなんてのもありますね。これらがみな300円から400円位で食べられちゃうんですからね。二人で言ってビール１本飲んで1000円位ですかね。

　夜でも同じように食べられますから滞在費は安く上がりますよね。牛の焼き肉でも食べなければ安いですよね。一人前4、5000円取るような店もありますしね。麻布の韓国料理屋じゃああるまいし。某、ソウルナヴィに載っている店でボラレタなんて話も聞きますよね。ミョンドンのファロヨンなんて店、有名ですね。二重のメニューがあるとかね。行かないようにしてね。韓国人と行けばよいみたいですけどね。必死なんですね、何をしてもお金が欲しいんでしょうね。あと、有名なコムタンの店『河東館』と言うお店、先払いなんですが、ここの社長、勘定をごまかすんですね。まあ、我々の先祖の罪滅ぼしと思って100円だか200円だか騙されておきました。もう二度と行きませんけどね。

　その近所の細い路地を入った所にあるのがアジョシの店です。ここは良心的で美味しいですよ。もう三年程通っていますが、最近、日本からの観光客を連れた添乗員が穴場の庶民のお店と説明しながらつれて来た事がありましたね。最近はメニューも少し増えて余計に楽しめるようになりましたね。次回お店の名前を調べて来ましょうかね。こういう良心的なお店一杯ありますよ。探して下さいね、ご自分で。

　まあまだまだ韓国語の力が不足で入って行けない店がありますよね。もう少し慣れるとまた食の世界が広がるかな？

タクシーのキムさんとの話

　今年は震災のおかげで5月の連休がまったくふるわなかったそうです。自粛ムードでしたね。我が家は連休が3日しかなかったのと、お金がなかったのとでまったくお呼びでなかったですね。今回の連休は日本人客が凄く多くてキムさんも忙しくて大変みたいでしたね。

「何の休みなんですか？」

「海の日なんですよ」

「あれだけ世界の海を汚して何の海の日なんですかね？奇麗になるまで三十年、いや百年掛かるかも知れないのにね」

韓国人の一般的な感想でしょうね。わたくしもそう思いますよね。ほんと、あんないい加減な原発を作って来た電力会社と国の責任は？平気でいるみたいですね、皆さんは。わたくし達年寄りはそのうち死んじゃうからいいですけどね。若い人たちがかわいそうですね。

　キムさんはこうやって率直に言ってくれて良かったですね。気を遣って話題にしないのが良いとも思いませんね。

ながい夜を楽しむ・・・

　昨日は眠くて８時に寝ちゃいましたね。目薬、目洗いがやっとでした。ベッドへ行くとつまがもう寝ていました。わたくしより早いですね。

　つまはちゃんと早起きして出掛けました。そう、今日からお仕事なんですよね。洗濯機を回す音が聞こえていましたね。あれで起きればなでしこの奇跡を見られたんですがねえ。身体が言う事を利きませんでした。又すぐに寝て5時10分、これで起きれば感動の場面を見られたんでしょうが、また寝てしまいました。起きたのは？７時半でした。なんと11時間半も寝ていましたね。これで疲れはすっきりと抜けてくれたようです。精神的には疲れはまったくありませんね。旅は本当にだまこさんのおっしゃる通り「心のお洗濯」ですね。心はのびのびと解放されていますね。お腹も解放されていますね。困るのは体重ですね。つまもわたくしも２キロ近く増えていましたね。食事が不規則、つい回数が増えてしまう、とか、運動も不足気味となるとかね、いろいろ原因はありますよね。たとえば機内食でついいつも食べた事の無いデザートを食べてしまったりね、残すのは袋に入った塩位なものですね、ははは。

　ソウルで泊まったホテルは東横イン、東大門でした。部屋は禁煙ダブルのA、77000ウォンを5％引きでした。前回正月もここに泊まり、そのときは禁煙ダブルのBで88000ウォンでしたか、こちらの方が広かったはずですが、そう狭いとは今回感じませんでしたね。まあ、清潔で安いなりの不便はありますが、楽に過ごせるホテルだと思いますね。例えば部屋の掃除は決まった時間にしかしてくれず、機会を逃すとタオルと寝間着を袋に入れておいて行くとかね。まあ、安いんですからね。

　タクシーに乗ってホテル名を言って分かってくれる人も少し増えて来ましたね。ホテルカードはいつもバッグに入れていますが、夜は暗いしおじいさんだと小さな字が見えないしね、いろいろ不便はありますよね。これがロッテホテル！と言えばそのあとの苦労は無いんでしょうけどね。

　ここのホテルには専属のタクシーみたいな人がいましてね。ほとんど完璧な日本語を話します。べつに、料金は普通タクシーと同じですしね、帰りに空港まで乗ったらそのキムさんはまだお客の案内が有るそうで弟さんを呼んでくれました。この人も真面目で日本語もかなり勉強中で感じの良い人でした。キンポコンハンに着いて例のごとく大雨だったんですが、さっと先におりて傘を用意してくれ、荷物も下ろしてくれました。これじゃあチップもはずんでしまいますよね。去年、プリンスホテルからタクシーに乗った時、大雨の中とランクを自動で空けただけでおりても来なかったドライバーがいましたが、こういう人と稼ぎが違ってもしょうがないでしょね。

　韓国の話、また続く。