釜山名物

　といいますと数々あれど、我が家で好きなのはテジクッパ、豚肉のスープかけ御飯ですね。西面と書いてと、今は書かないんでしょうけど、ソミョンといいますがそのあたりに専門店が多いようですね。ほとんど味はついていなくてアミの塩辛や塩や唐辛子のペーストなどで味付けして食べます。まあ、カロリーは控えめで美味しいですよ。日本のラーメンのとんこつスープみたいに脂っこくはありません。あのロッテデパート釜山店の近くですね、西面市場は。今日の昼食はこれでした。

　晩御飯はチャガルチ市場の海鮮料理にしました。ホヤとなまこの刺身を注文すると牡蠣やケブル（日本語ではユムシ）をおまけに出してくれました。それに焼き魚が舌平目と太刀魚などいただきました。今日は息子のゴン　サンピ君だけでなく大学生のお姉さんも手伝っていました。もちろんお父さんもお母さんも元気で旧交を温めることができました。８時過ぎにはマッサージに行きました。今日もおとなしく寝られそうですね。

何をしているのか？

　まあ、食っちゃ寝、食っちゃ寝を繰り返しているだけではありません。少しは本なども読んでいますね。今回はあまり持ってきませんでした。何か好きな文庫本にも手が出ず、家からもってきたのは池波正太郎の「おおげさがきらい」という割と初期のエッセー集、いつも取っている雑誌「カーサ　デ　ブルータス」いつまでたっても読みきれない「韓国語会話入門」という本でした。羽田の国際線の待合室の本屋で買い求めた綾小路きみまろの「こんな夫婦に誰がした？」と関裕二さんという方の「壬申の乱の謎」という二冊の文庫本でした。きみまろさんの本は面白くて、韓国に着く前に読んじゃいましたね。壬申の乱のほうはどうも日本史に弱いわたくしの弱点をカバーしようかとかいましたが、なかなか前に進みませんねえ。
　カーサはセンスのよい本ですね。ただ字が小さいのが欠点でしょうね。ああ、年はとりたくないものですね。

　私はこうやってしょうもないことを書き付けていればご機嫌ですからよいのですが、妻はもっとご機嫌ですね。まあ、一週間ぐらい一切家事をせずにのんびりと過ごしていますね。今も後ろのベッドですやすやと休んでおりますね。これでまた昼寝をして夜は10時前には寝てしまいますからね。さすがに朝は5時頃から起きているようですけどね。まあ、普段４時おきで働いているんですからゆっくり休んでほしいですね。ふがいない病弱の亭主といたしましては感謝の念で接しております。

　テレビでは白洲正子さんの特集をやっています。時々ケーブルの具合が悪いのかぶつぶつと切れるのが玉に瑕なんですが、面白いですね。西行や業平のこと、また調べなおしてみたいなんぞと思ってしまいました。ただ仕事が始まれば、また追われてしまうんでしょうけどね。なぜかしらん「紀有常の娘」なんてイメージがわいて来たりしますね。

　白洲正子さんの言葉「京都人は千年のすれっからし」　

ふたたび小原庄助さん

　風呂から出て食事に行きました。蜆スープのお店で定食をいただきます。パンチャンというつけあわせのおかずがたくさん出ていて楽しいですね。わたくしがこのお店で大好きなのは「葉っぱ」です。生がほとんどで、ゆでたキャベツがたまにあるぐらいですね。赤い軸の葉っぱとか、グリーンカールの細い葉みたいのとか、白菜の親戚みたいなのとか生の白菜の黄色い葉とか、本当にいろいろありますね。サンチュとエゴマの葉だけではありませんね。それで御飯をくるみ味噌をちょんとつけていただきます。おいしいですね。いかにも血液がきれいになるような気がしました。あ、そうだ、ビールも一本いただきました。はい、ご馳走様でした。

　部屋に帰って薬を飲みました。だんだん眼がトローンとしてきました。さあ、庄助さんは少し朝寝しましょうかね。

ああ、お腹がすいた

　昨日はとうとう飲まずに寝ました。お腹の具合も回復しました。今朝はお腹がすいて目が覚めました。風呂に入ってから食事と参りましょう。今朝は蜆スープのお店に行きます。底にびっしりと蜆が沈んでいる豪勢なスープですよ。沢山の小さなおかずにさばの味噌煮がごろんと出てきます。ご飯をくるむ菜っ葉も4,5種類大きなお皿に出てきます。うーん、早く食べたいですね。