黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

まあ私も同類だし……

2015年02月02日 23時53分33秒 | Weblog
2月2日分。

 毎度。まあ少しは外出しようかというついでで書店へ行ってみたら、買おうかなと思っていたコミックス新刊がまだ発売日前で、買えずじまいという微妙なオチに。幽霊です。但し、前に買おうとして品切れで買えなかった別のコミックスを見つけたのと、出ていることを知らなかった贔屓の作家さんの新刊を見つけたので、更にもう一段微妙な気分に……。これで目的物が見つかってさえいればパーフェクトだったんですが、どうも何というかこう、残尿感的なものが無きにしも非ず。
 あ、ちなみに狩ってきた……じゃない、買ってきたうちの一冊は『ダンジョン飯』です。秋葉ブログその他で話題にはなっていたんですが、案の定こっちでも品切れで、かつ私自身がバタバタしていたというか、パッタリ逝った時期に重なって手が出せず。ふと今日回ってみたら、増刷かかったんだかの分がこそっと並んでおりました。

 ちょっと関係の無い余談。先月途中から、件のテロ組織による邦人誘拐・身代金要求・殺害の一連の話に関連して、組織名称を当初は「イスラーム国」、途中から意図的に「いわゆるイスラーム国」という表現にしておりましたが、今日以降の記事については「ISIL」で表記を統一しておくことにします。日本国政府での呼称にある程度従う形で表記していたつもりだったのですが、今日の菅官房長官の記者会見を確認してみて、「ISIL(読みとしてはアイシル)」を用いているようでしたので、今後はそちらに合わせます。
 過去の記事での記載箇所を訂正するのは、正直ちょっと面倒なので、怠慢気味な態度ではありますが、そのままにします。今日以降に関して、「ISIL」で統一する、ということでご了承下さい。
 なお、当初に使っていた「イスラーム国」もしくは「いわゆるイスラーム国」のいずれにしても、彼らを「国家」として認める意図は一切無く、話題として出した場合に通りやすい名称という意味合いでのみ使っています。あくまで私自身の彼らへの認識は、一貫して最初から「テロ組織」であり、1つの国もしくはそれに代替しうる統括された組織とは考えていません。わざわざ毎度長文、もしくは変な話題ばかりとりあげるうちのブログをご覧頂いている方は、その辺をいちいち言わなくとも承知されていることとは思うのですが……。念のため。

 あ、今日のネタの本題は「ISIL」の話ではなくてこっち、中年童貞の話についてです。なお、リンク先の記事で上がっている新書本体を読んだわけではないので、その感想文記事から引っ張ってきただけ、ということになるのですけれども。
 私自身、ぼちぼち三十路に入って数年、未婚。性交渉の経験は、風俗には行ったこと無し、それ以外のところで数回あったくらい。童貞ではないけれど、経験者と言うには……という程度です。趣味嗜好の分野がオタク側に属するものでもありますし、まあ確かにコミュニケーション能力にあまり優れているとも言えませんし。実際、彼女いない歴はほぼ年齢とイコールみたいなものです。ごく一時的に、適用されないタイミングが数ヶ月あっただけ。
 割と、この新書で取り上げられている題材の「中年童貞」という存在に近いところにいるんじゃないかな、と。

 とりあえず、先にちょっと問題発言に近いことを書いておくと、私も幼女誘拐のくだりに関しては、ある程度記事中に引用されている新書本体での記載に同感なところもあります。二次元の幼女であったり、JC・JKのレイプ的なネタはそれなりに性的な興奮を感じるのは確かですが、それを三次元でやろうとは思わない。まあ、それはさすがに「息をしているから」とか「毛穴があるから」とかいう理由ではなく、単純に犯罪であることを知っているからというのが1つで、もう1つはそもそういった行為を実行しようという気が全くないから。
 もうちょっと後者の方を突っ込んでおくと、あくまであの手の二次元レイプネタは、それが二次元であるからこそ保証された性的な興奮であって、三次元で自分がそれを実行したとしても性的快感などは得られないだろうなぁということ。ノーリスクで、擬似的に異常な状態を(幻想としてですが)体験できる、という保証があるからこそ。あとは、過去に数回だけあった実際のセックスの経験の際、そんなに気持ちの良いもの、快感なものと思わなかったという事情もあります。別にこれなら、自分でマスかいてても変わらんし、相手も必要なければホテル行く必要もないな、と。身も蓋もない感覚ですが。
 今でも性欲自体は普通に残っていますし、生身の女性と行為に及ぶという場面があるなら、ド下手くそであるというところはちょっと置くにしても、まあインポテンツになることもないでしょう。また、別に私自身は女性への処女信仰的なものはありません。むしろ今時、そんなに処女っているの? というくらいの感覚ですが……それはそれで、別の意味で偏見すぎるのかしらん。
 それでも今の時点で特定の異性との交際を持たない状況になっているのは、単に一人でやる趣味が多くて籠もりっぱなしなのと、あまり必要性を感じないからということ、両方を引っくるめてしまえば「出会い」の努力がゼロであるため、それに尽きる。なお、「風俗」に行かないのは、単純にそこへ金を使うより他に使う方がマシ、という価値観だからというだけです。性的快感だけなら1,000円も出せばエロコミックスが買えるし、AVはネットでタダ見できる。セックス目的に異性と交際する必要性を感じておらず、家政婦としての「嫁」の必要性も感じていない。結果、今の状態と。
 いやまあ、女性を性欲の対象 or 家政婦としてしか見ていないような言い方になってしまいましたが、そういう意図ではなく。極端な物言いをすればそういうこと、という話で。そういった男性的な差し迫った必要性が無く、またその辺りの必要性どうこうとは別に「この人と一緒にいたい」的なものも無いので、そのままになっている感ですね。また、女性側から見ても、私はそも視界には入っていても「異性」という認識は持たれていない「背景」か、「異性」を意識する必要のない程度の「知り合い」という以上にならないため、女性側からのアプローチも無いというわけです。うん、自分でこれだけ書くと、凹む……かと思ったら、事実確認以上の感覚が何もないなぁ。

 まあこれだけ長々書いておいて何ですが、私自身の結論も、リンクで引用した記事の「無理をして自分に不利な『生身の女性との恋愛市場』というレッドオーシャンに参入しなくても、二次元で満足できるのなら、そのほうが良いんじゃないかな」という部分に一致します。微妙にだけニュアンスを変えておくなら、「無理にレッドオーシャンに参入しなくても、二次元でまあ満足出来るんだから、そこまでで良しとしておくべきなんだろうなぁ」といったところでしょうか。本当に微妙なニュアンスの違いですが。
 なかなか理解されにくい感覚かとは思うのですが、実際にそういうヤツもいるんだ、という程度に。

 ではでは。ひゅう、どろん。